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今年も立ちはだかる“枠”という壁…二軍で奮闘する助っ人外国人

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二軍で大活躍する阪神のペレス
 新外国人のビシエド(中日)とギャレット(巨人)が開幕から本塁打を量産し、2年目以降の助っ人でもゴメス(阪神)がリーグトップの打点を記録し、投手陣でもディクソン(オリックス)、サファテ(ソフトバンク)が今季も活躍が目立つ。

 一方、外国人枠の関係で、二軍で汗を流す助っ人もいる。特に今季はスアレス(ソフトバンク)、ヘーゲンズ(広島)、ドリス(阪神)、ミコライオ(楽天)といったリリーフ陣が多い印象だ。

 今季からソフトバンクに加入したスアレスは、オープン戦で3試合に登板し、1勝0敗、防御率0.00と結果を残したが、バンデンハーク、バリオス、サファテ、カニザレスの4人が一軍登録されたため、開幕は二軍スタート。

 二軍では8試合に登板して、2勝1敗4セーブ、防御率2.00と安定感を誇る。セーブ数は、ウエスタンリーグトップの成績。5日の中日戦で今季初失点したものの、3日のオリックスとの二軍戦では、0-0の8回表から登板し、2回を無失点。1点を奪った直後の9回は、得点圏に走者を背負うも、岩崎恭平、川端崇義を連続三振に斬って取り試合を締めた。昇格に向けて、二軍でアピールを続けていく。

 ヘーゲンズはオープン戦で、ジャクソンとセットアッパーの座を争ったが、外国人枠の関係で開幕を二軍で迎えた。ここまで4試合に登板し、2勝0敗、防御率3.60の成績を残す。リリーフ陣が精彩を欠いており、ヘーゲンズを一軍昇格させたいが、野手のルナ、エルドレッドが中軸を打ち、投手陣では先発のジョンソン、セットアッパーのジャクソンがいるため、現状では昇格が難しい状況。それでも、準備をしっかりと進めていきたいところだ。

 野手ではペレス(阪神)が、堂林翔太(広島)とウエスタン・リーグの首位打者を争うなど存在感を見せる。6日の広島戦では、3点ビハインドの6回に、辻空からスコアボードに当たる特大な2ランを放てば、5日の試合でも3打席連続二塁打を記録と絶好調。ただ、ペレスもスアレス、ヘーゲンズと同じように枠の問題で、一軍助っ人にアクシデントや不調などがあった時ではないとチャンスが回ってこなさそうだ。

 二軍で活躍を続ける助っ人たちに、一軍の道が閉ざされているわけではない。昨季は二軍で結果を残しながらも、外国人枠の関係で初昇格まで時間のかかったバンデンハークは、一軍に上がった後、シーズンで一度も負けることなく9連勝したという例がある。一軍に呼ばれるまで、しっかりとアピールを続けていきたい。
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