○ カブス　5 － 3　レッズ ●
＜現地時間4月11日　リグリー・フィールド＞

　カブスの川崎宗則は現地時間4月11日（日本時間12日）、本拠地でのレッズ戦で9回に代打として出場。右直に倒れて1打数無安打に終わるも、チームは5－3で勝利。連勝を3に伸ばした。

　ナショナル・リーグの中では最古の球場であり、今年で開業103年目を迎えるカブスの本拠地「リグリー・フィールド」。そんな歴史と伝統を誇る球場に、川崎ははじめてカブスのユニフォームを着て立った。

　出番は終盤、5－3とチームが逆転に成功した直後の8回裏に訪れる。二死走者無しで投手のところに打席が回ると、代打で川崎の名前がコールされた。

　2ストライク2ボールから内寄りの速球を弾き返すも、打球はライトのグラブの中へ。右直に倒れ、この日は安打を記録することが出来なかった。

　9回表には、そのまま三塁の守備に入った川崎。3連続三振で守備機会はなかったが、勝利の瞬間をサードから見届けた。

　カブスは6回まで無安打も、7回に初安打をキッカケにレッズの先発・フィネガンを降板に追い込み2点を返すと、8回には7番のラッセルが値千金の逆転3ラン。終盤一気に試合をひっくり返し、3連勝を収めた。