ニュース 2016.04.13. 06:30

“巨人の主将”という意地とプライド 新生・巨人を牽引する坂本勇人

この男、まだまだできる...


 今シーズンもあっという間に開幕から2週間が経過。各チームの今年の戦い方が徐々に見え始めて来た。

 ここ数年の打撃不振のシーズンが続いていた巨人。しかし、今年はまだ15試合終了時点ではあるが、チーム打率は.244(リーグ3位)、ホームランは13本(リーグ1位タイ)と、打線はまずまずのスタートを切ったと言える。

 2012年からリーグ3連覇を成し遂げたが、2015年はペナントをヤクルトに明け渡すこととなった。

 この背景には、長年チームを引っ張り続けたジャイアンツの代名詞でもある「強力打線」が衰退していたことも、大きな要因の一つに挙げることができる。

 2013年にはチーム打率リーグトップ、防御率は2位で優勝を果たしているのに比べ、2014年は防御率こそ3.58でリーグ1位を守ったものの、打率は.257でリーグ5位と一気に低迷。優勝を逃した昨年も、防御率は2.78でリーグトップであったにも関わらず、チーム打率が.243でリーグワースト。気がつけば守りに偏ったチームへと変わっていた。


 3連覇を果たした打線の中心を担った阿部慎之助、村田修一の年齢が30代中盤から後半へと差し掛かり、年齢による衰えは否めない。そんな中、巨人をもう一度優勝へと導くのは、坂本勇人に他ならない。

 坂本は昨年、出場試合が130試合に留まり、打席数も558打席と、レギュラーを掴んだ2年目以降では最も少なかった。さらに意外なことに、規定打席に達して打率3割を越えたシーズンというのは、8年間で2度(2009年=率.306/2012年=率.311)しかない。

 今年は15試合が終了した時点で打率.339。リーグ5位につけている。坂本の打撃がもう一皮むけ、タイトル争いにも加わるようなことになれば、巨人の未来は一気に明るくなることだろう。

 この男の力はこんなものではない。まだまだできる。巨人を引っ張る背番号「6」に注目だ。

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