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高山、江越、横田に続け!期待の3年目阪神・陽川が初の一軍

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期待の大砲3年目の陽川尚将
 高山俊、横田慎太郎、江越大賀と若手野手の活躍から目が離せない阪神だが、また新たなる若手野手が13日に一軍昇格した。プロ3年目の陽川尚将だ。

 陽川は今シーズン、ファームで開幕から「4番・サード」で出場し続け、打率.347、5本塁打、18打点と好調さをキープ。その勢いの良さを買われて初めての一軍入りとなった。

 陽川の野球人生は「反骨」のキーワードが浮かぶ。大阪・金光大阪高時代から長打力のある内野手として鳴らし、1年夏、3年春と2度甲子園出場を果たす。プロのスカウトからもマークされ、高校3年秋のドラフト会議では巨人から育成3位で指名される。しかし、陽川は入団を拒否し東都2部リーグに所属する東京農業大へ進学。神宮球場で試合を行う華やかな東都一部とは違い、二部は隣りの神宮第二球場での試合と注目度では一部よりも劣る環境だった。

 その中で陽川は1年春からレギュラーで試合に出場し続ける。大学4年間で一部昇格はならなかったが、1年春からフルイニング出場を果たし通算109安打、23本塁打と結果を残す。13年、大学4年秋のリーグ戦では左肩を脱臼するも、自分で肩を入れ試合に出続けた強靭な精神力の持ち主でもあった。そして、ドラフト会議では阪神から3位指名を受け、プロ野球選手としてスタートする。

 1年目の14年は二軍で北條史也の102試合に次ぐ2番目に多い98試合に出場。経験を重ねた。2年目の昨年は春季キャンプで一軍を経験するも、練習試合で左肩を亜脱臼し一軍入りのチャンスを逃す。結局シーズン中も一軍昇格は果たせなかったが、この年の秋に新監督に就任した金本知憲から期待の若手選手として陽川の名前が挙げられる。陽川はシーズンオフ、台湾で行われたウインターリーグに出場。アマチュア台湾代表との試合ではバックスクリーンへ本塁打を放ちその持ち味を発揮。18試合に出場し打率.339と高い打率を残した。

 くしくも陽川とともに二軍で汗を流した北條は、4月3日のDeNA戦に代打で出場しプロ初安打となる本塁打を放っている。陽川もこの流れに続き、正サードのマット・ヘイグを脅かす活躍を見せたいところだ。
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