4回を投げ3失点
ソフトバンクの松坂大輔が27日、中日との二軍戦に先発。手術後最長となる4回を投げ、5安打、2四球、1奪三振、3失点だった。
先発した前回4月20日の中日戦では、立ち上がりから制球に苦しみ2回を投げて、4被安打、3四球、2失点だった。この日は、西武時代に一緒にプレーしていた細川亨とバッテリーを組み、中日との二軍戦に臨んだ。
初回、先頭の友永翔太にいきなり3ボールとなるが、二ゴロに打ち取る。続く井領雅貴を中飛、3番エルナンデスは、1ボール2ストライクからの4球目に投じた143キロの外角ストレートで空振り三振に仕留めた。
しかし、2回は先頭の多村仁志に四球を与えると、野本圭に一、二塁間を破るライト前ヒットで無死一、三塁とされる。6番渡辺勝の打席中に、松坂が一塁へけん制悪送球。三塁走者の多村が生還し先制を許した。
さらに、渡辺を四球で歩かせると、遠藤一星をライト前に運ばれ無死満塁。8番赤田龍一郎を遊ゴロダブルプレーに打ち取ったが、その間に三塁走者が生還。さらに、9番石川駿にレフト前タイムリーを浴びるなど、この回3点を失った。
3回は先頭の井領とエルナンデスをともに左飛で、わずか2球で二死とする。1打席目に四球を与えた多村も三ゴロに打ち取り、2回から一転して危なげない投球で三者凡退に抑えた。
4回は、野本に右中間を破られる二塁打で出塁を許すも、続く渡辺を中飛。二塁走者の野本が三塁へタッチアップしたが、中堅・釜元、遊撃・金子の見事な中継プレーでタッチアウト。遠藤を二ゴロで、3回に続きこの日3度目の三者凡退に抑えた。
松坂はこの回を終えたところで降板。4回を5安打、2四球、1奪三振、3失点の投球内容だった。
松坂大輔の投球内容
<1回>友永:二ゴロ
井領:中飛
エルナンデス:三振
<2回>
多村:四球
野本:右安
渡辺:四球
遠藤:右安
赤田:遊併
石川:左安適時打
友永:右安
<3回>
井領:左飛
エルナンデス:左飛
多村:三ゴロ
<4回>
野本:中二
渡辺:中飛
遠藤:二ゴロ
松坂の今季二軍戦登板成績
4月14日 阪神戦1回 1安打 0四球 0失点
4月20日 中日戦
2回 4安打 3四球 2失点
4月27日 中日戦
4回 5安打 2四球 3失点