DeNAと横須賀市がファーム施設の移転で合意
DeNAは27日、横須賀市とファーム施設の移転・機能強化に関する基本協定書を締結。ファーム施設を横須賀スタジアムがある追浜公園内に全面移転することで合意したことを発表した。
これまでのチームは、横須賀市長浦町に練習拠点である総合練習場と選手寮「青星寮」を構えており、試合を行う本拠地だけが横須賀市・追浜公園内にある横須賀スタジアムとなっていた。
今回の基本協定書の締結により、本拠地機能の強化と横須賀市のスポーツ文化の振興及び地域活性化を図るべく、総合練習場と選手寮を横須賀スタジアムがある追浜公園内に移転することで合意。ファームの拠点が、追浜公園内に集約されるという方向でまとまった。
球団が発表した基本協定書の主な内容は以下の通り。
【基本協定書の主な内容】
(1)追浜公園第2・第3野球場を廃止し、当該敷地に総合練習場を横須賀市が整備すること
(2)追浜公園の一部を都市公園から外し、当該敷地に選手寮を横浜DeNAベイスターズが整備すること
(3)総合練習場の管理は、横浜DeNAベイスターズが行い、その期間は20年間とすること
(4)総合練習場の市民利用に供するための日数を確保すること
(5)横浜DeNAベイスターズがファーム公式戦等の開催のため、年間100試合を限度に、横須賀スタジアムを優先利用すること
(6)横浜DeNAベイスターズと横須賀市は、地域活性化への貢献や横須賀の野球を含めたスポーツ文化の醸成に努めること