ニュース 2016.05.03. 20:05

敵地で4勝10敗と大きく負け越すも…ナゴヤドームで無類の強さを誇る中日

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中日の谷繁元信監督

ナゴヤドームでは無類の強さを誇る中日


 中日は前カード、敵地マツダで行われた広島との3連戦で3連敗を食らったが、3日は本拠地・ナゴヤドームに戻り阪神と対戦し、4-2で勝利。今年の中日はビジターで4勝10敗と大きく負け越すが、ナゴヤドームの試合に限れば、11勝3敗2分と無類の強さを誇る。

 2006年からの10年を見ても、ナゴヤドームで勝率6割以上記録したシーズンは6度と、伝統的に本拠地で高い勝率を残している印象だ。特にリーグ二連覇を達成した10年は51勝17敗1分、勝率.750、11年は42勝22敗6分、勝率.656と憎らしいほどの強さを見せつけた。翌12年も優勝こそ逃したが、ナゴヤドームで勝率.678を記録している。

 ただ、ここ3年はBクラスに沈んだこともあり、13年が29勝38敗1分、14年が33勝32敗2分、15年は4月に球団の月間最多タイとなる本拠地11勝を挙げたが、最終的に36勝30敗3分けと大きく貯金を作る事ができなかった。

 また中日は、今季も敵地で大きく負けを作っているように、伝統的にビジターを苦手にしている傾向が強い。10年と11年の2年を見ても、合計で57勝81敗6分と苦戦した。10年は26勝44敗2分と最近10年では、2番目に悪い数字だった。

 それらを踏まえると、Aクラス入りするためにも、ホームでより多くの貯金を作ることが重要になってくる。幸いにも中日は、昨季から阪神戦、ナゴヤドームで6連勝中。首位を走る広島に対しても本拠地では昨季10勝1敗と勝ち越したように、お得意様の球団がある。勝ちが見込める球団に対して、取りこぼすことなく勝ちを積み重ねていけば、4年ぶりのAクラス、さらには5年ぶりのリーグ優勝も見えてくる。


過去10年のナゴヤドームでの成績とビジターでの成績


<ナゴヤドーム>
2006年 47勝22敗1分 勝率.681
2007年 41勝26敗0分 勝率.612
2008年 37勝26敗4分 勝率.587
2009年 40勝26敗1分 勝率.606
2010年 51勝17敗1分 勝率.750
2011年 42勝22敗6分 勝率.656
2012年 40勝19敗8分 勝率.678
2013年 29勝38敗1分 勝率.433
2014年 33勝32敗2分 勝率.508
2015年 36勝30敗3分 勝率.545

<ビジター>
2006年 37勝32敗4分 勝率.536
2007年 33勝37敗2分 勝率.471
2008年 30勝41敗1分 勝率.423
2009年 39勝33敗0分 勝率.542
2010年 26勝44敗2分 勝率.371
2011年 31勝37敗4分 勝率.456
2012年 31勝33敗8分 勝率.484
2013年 35勝35敗2分 勝率.500
2014年 32勝38敗2分 勝率.457
2015年 20勝41敗1分 勝率.328 

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