6回3失点、7奪三振で降板
ヤクルトの新垣渚投手が10日、先発した広島6回戦(神宮)の2回に、プロ野球史上144人目となる通算1000奪三振を達成した。
通算997奪三振の新垣は初回、無死一塁から2番菊池をカーブで空振り三振に仕留めると、スタートを切っていた田中の二盗を女房役・中村が阻止。併殺でピンチを脱すると、3番丸は低めの直球で見逃し三振に退けた。
3点の援護をもらった2回は、4月26日に2000安打を達成した4番新井と対峙。フルカウントからのスライダーで見逃し三振を奪い、前の回から三者連続三振で節目の1000奪三振に到達した。新垣は5番エルドレッドも空振り三振に仕留め4者連続。続く松山を一飛に打ち取り降板すると、ベンチ前で記念の花束を受け取った。
その後も快調なペースで三振を奪ったが、4回一死から3番丸にソロ弾、二死から5番松山に2ランを浴び試合を振り出しに戻された。それでも6回3失点と試合を作り、同点の場面で降板。4回には通算99個目となる暴投を記録し、過去に2人しか記録してない100暴投は残り1となった。