ニュース 2016.05.15. 09:07

コリジョンルール導入に喝! 張本氏「なんでこの規約を決めたのか」

 15日、『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 御意見番』に張本勲氏と山本昌氏が出演。今季から導入されているコリジョンルールについて語った。

 5月11日の阪神-巨人戦(甲子園)の3回表二死二塁から、巨人の脇谷亮太がセンター前に放った打球を、阪神のセンター大和が打球を処理し、ホームへ送球。捕手の原口文仁が二塁走者の小林誠司をタッチし、球審はアウトと判定。しかし、巨人の高橋由伸監督がビデオ判定を要求。検証の結果、捕手の原口が走者の走路をふさいだとして、セーフの判定に変わった。

 このプレーに張本氏は「喝」を入れ、「なんでこの規約を決めたのか。選手と捕手は戸惑う。走塁を上手くなる選手が少なくなる。アンパイアが困る。ファンは迫力のないプレーはみたくない。どうしてこういう風に決めたのか責任者に聞きたい」と語気を強めた。

 さらに、キャスターの関口宏氏がコリジョンルールを適用したのは「ケガ人を少なくするためでしょ」と張本氏に投げかけると、「はっきり激突すれば退場、出場停止、罰金とかアンパイアが決めればいいんですよ」と独自の理論を展開した。

 一方、山本昌氏はコリジョンルール適用することで「上手いランナーだったら、キャッチャーに向かってスライディングしていくと思いますね」と解説。その理由について「(5月11日の楽天-西武戦の映像を見て)ランナーが外に回っていたので、キャッチャーの近くに通っていないため、コリジョンじゃないんですけど、キャッチャーの足元にスライディングしたらコリジョンルールが適用されると思う」と捕手の足元にスライディングする走者が増えるのではないかと分析した。
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