ニュース 2016.05.26. 13:15

大野、岸、阿部…交流戦中に復帰が待たれる主力選手たち

無断転載禁止
中日の大野雄大
 3月25日にプロ野球が開幕したが、公式戦約3分の1を消化。28日でリーグ戦が一旦終了し、30日から交流戦が開幕する。

 交流戦期間中に、故障離脱している各球団の主力選手の復帰が多く見込まれる。大野雄大(中日)がその一人だ。大野は3年連続二ケタ勝利を挙げる中日のエース。今季は自身初の開幕投手を務め、3月25日の阪神戦では7回2/3を投げ勝利投手。3試合に登板して、2勝1敗、防御率2.66と安定した成績を残していたが、左肘痛のため4月15日に一軍登録抹消。

 約1カ月のリハビリを経て、5月21日のオリックスとの二軍戦で実戦復帰。4回1/3を投げ、5安打、無失点に抑え順調な回復ぶりをアピールした。二軍戦で1試合調整登板を行った後、6月3日からの楽天3連戦で一軍復帰が見込まれている。

 西武のエース・岸孝之も、交流戦中の復帰が期待される。岸は4月24日の楽天戦で、右足内転筋を痛め負傷降板。同月26日からリハビリを再開し、6月上旬のイースタンリーグで実戦復帰が噂される。二軍戦で問題がなければ、交流戦中の一軍復帰も十分に考えられる。先発の台所事情がかなり厳しい状況なだけに、一日でも早く戻ってきてほしいところだ。

 野手では、右肩の故障などで二軍調整が続く阿部慎之助(巨人)も復帰秒読み段階だ。5月25日のDeNAとの二軍戦で、4月15日の楽天戦以来の実戦復帰を果たした。復帰初戦は「5番・指名打者」で出場し、2打数0安打。今後は捕手での出場も予定され、右肩や肘に問題がなければ、一軍に昇格できる見込みだ。

 一軍はリーグワーストの149得点と貧打に喘ぐ。これまで首位打者、打点王などの打撃タイトルを獲得し、長年4番としてチームを引っ張ってきた阿部の復帰が待たれる。

 その他、右肩の違和感で二軍調整が続くマイコラス(巨人)、左太もも裏を痛めた西岡剛(阪神)、右太腿裏筋挫傷で離脱中のルナ(広島)なども二軍の練習に合流しており、交流戦期間中の復帰が期待される。

【交流戦中に復帰が期待される主力選手】
岸孝之(西武)
マイコラス(巨人)
阿部慎之助(巨人)
西岡剛(阪神)
ルナ(広島)
大野雄大(中日)
浅尾拓也(中日)
ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西