広島入団
上宮高から東都リーグ・専修大へと進学。
1996年10月、逆指名2位で広島に入団。背番号は「15」。
【1996年・広島指名選手一覧】
1位 沢崎俊和(投手/青山学院大)※逆指名
2位 黒田博樹(投手/専修大)※逆指名
3位 河野昌人(投手/龍谷高)
4位 福良 徹(外野手/新野高)
広島に入団が決まり、父親の一博さん(左)に祝福される黒田。
プロ初勝利
プロ初登板となった1997年4月25日の巨人戦(東京ドーム)。
9回を1失点に抑える力投で完投し、プロ初登板・初完投・初勝利を達成!
祝福を受ける黒田。ちなみに、この時の両チームのスタメンは以下の通り。
【1997.04.25 巨人-広島(4回戦)】
▼ 広島
(遊)野村謙二郎
(右)緒方孝市
(一)ロペス
(三)江藤智
(中)前田智徳
(左)金本知憲
(二)正田耕三
(捕)瀬戸輝信
(投)黒田博樹
▼ 巨人
(二)仁志敏久
(遊)川相昌弘
(中)松井秀喜
(一)清原和博
(三)ルイス
(右)広沢克
(左)清水隆行
(捕)杉山直輝
(投)西山一宇
※登録名は当時のもの
通算100勝
通算100勝はプロ11年目の2007年。
奇しくもプロ初勝利と同じ東京ドームでの巨人戦で、9回完投で達成した。
ちなみに、当時の両チームのスタメンは以下の通り。
【2007.07.14 巨人-広島(11回戦)】
▼ 広島
(二)東出輝裕
(遊)松本高明
(一)栗原健太
(三)新井貴浩
(中)アレックス
(左)森笠繁
(右)嶋重宣
(捕)倉義和
(投)黒田博樹
▼ 巨人
(左)谷佳知
(二)古城茂幸
(三)小笠原道大
(捕)阿部慎之助
(遊)二岡智宏
(右)ホリンズ
(中)亀井善行
(一)小田嶋正邦
(投)木佐貫洋
メジャー初勝利
2007年のオフ、念願だったメジャー挑戦を表明。
ロサンゼルス・ドジャースに入団する。
現地時間4月4日、サンディエゴでのパドレス戦でメジャー初登板。
7回を3安打で1失点に抑える好投を見せ、メジャー初勝利を挙げた。
日米通算150勝
2012年からはニューヨーク・ヤンキースでプレー。
加入初年度の2012年6月14日、敵地でのブレーブス戦で日米通算150勝を達成。
日本球界復帰
2014年にヤンキースを自由契約となると、
メジャー球団からのオファーがあったにも関わらず日本復帰を表明。
古巣である広島に電撃復帰を果たす。
“男気復帰”が話題を席巻し、黒田フィーバーとなった。
2015年3月29日、マツダスタジアムでのヤクルト戦で復帰後初登板。
7回5安打無失点の好投で2740日ぶりとなる日本での勝利を挙げた。
日米通算200勝
復帰2年目の2016年、その時がついに訪れる。
7月23日、本拠地・マツダスタジアムで行われた阪神戦。
7回を無失点に抑える好投で、見事史上2人目となる日米通算200勝を達成した。
満員に埋まったスタンド。黒田の“その時”をひと目見ようと32,075人の観衆が詰めかけた。
黒田博樹
・生年月日:1975年2月10日(41歳)・経暦:上宮高-専修大-広島-ドジャース-ヤンキース-広島