ニュース 2016.07.25. 10:00

チームは4位に浮上も…スランプに苦しむヤクルト・小川

無断転載禁止
ヤクルトの小川泰弘【写真は2016年春季キャンプ】
 昨季、巨人との熾烈な優勝争いを制し、見事に14年ぶりのリーグ優勝を飾ったヤクルト。今季は、前半戦を最下位で折り返したが、前カードの中日相手に3連勝し4位に浮上した。

 昨季は、首位打者を獲得した川端慎吾、打点王を獲得した畠山和洋、そしてトリプルスリーを達成した山田哲人ら打撃陣が牽引したイメージが強いが、投手陣もチームを支えていた。チーム防御率こそリーグ4位だったが、11勝(8敗)を挙げた小川泰弘、13勝(9敗)をマークした石川雅規ら先発陣に加え、秋吉亮、オンドルセク、ロマンらを中心としたセットアッパー陣はホールド数でリーグトップを記録。守護神のバーネットが最多セーブのタイトルに輝くなど、“勝利の方程式”が確率されていた。

 今季はというと、目下打撃3部門はおろか最大6部門でリーグトップに立つ山田を中心に、新加入の坂口智隆などが奮闘。チーム打率はリーグ2位を記録する。

 しかし投手陣は、チーム防御率4.86は断トツの最下位。チーム防御率5位の阪神が3.68であることを考えると、いかにこの数字が突出しているかがわかる。1試合平均で5点近い失点があっては、いかに打線が強力であっても、勝利するのは難しい。

 そんな元気のない投手陣のなかで、例年の成績からみて不調が目立つのが4年目の小川だ。小川はルーキーイヤーに16勝を挙げ、最多勝、新人王のタイトルを獲得。2年目の14年には開幕投手を任されて見事勝利を飾ったが、4月18日の阪神戦で右手を負傷。それでも7月に復帰を果たすと、この年は9勝を挙げた。2年連続開幕投手を任された3年目には、11勝を挙げチームを優勝に導き、3年間の通算防御率は、3.17と安定。

 だが、今季の小川は苦しんでいる。7月24日現在、4勝4敗、防御率4.26といまひとつ。規定投球回数に達しているセ・リーグの投手のなかでは最も悪い防御率である。順風満帆にプロのキャリアを積んでいた小川に訪れた“試練”なのかもしれない。

 勝ちパターンのリリーフ陣は、守護神のオンドルセクが退団し、秋吉亮が守護神を担い、勝ち試合の8回をルーキが務めているが、昨季に比べると手薄。先発の柱である小川が本来の姿を取り戻すことが、ヤクルトの後半戦の戦いぶりを大きく左右しそうだ。

 この苦境を乗り越えたとき、小川はもう一回り成長し、再び「エース」として、チームを牽引する働きを見せるに違いない。

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西