“超変革”を掲げた阪神や、故障者が続出しているヤクルトなど打順を入れ替えていることが多い。そこで、開幕から一度も打順を変えることなくスタメン出場している選手を見ていきたい。
同じ打順で全試合先発出場しているのは、内川聖一(ソフトバンク)、田中広輔(広島)、丸佳浩(広島)、ビシエド(中日)の4人。昨季は134試合で4番を務めた内川は、今季はここまで全試合4番で出場する。昨季は08年から続いていた連続打率3割の記録が途切れるなど不本意なシーズンとなったが、今季は7月29日時点で打率は.303をマーク。打点も71打点を記録し、1位のメヒア(西武)に1打点差の2位に付けている。
25年ぶりのリーグ優勝に向けて首位を走る広島の田中と丸も、開幕から田中が1番、丸が3番で全試合出場中だ。3年目の田中はレギュラーに定着した昨季、1番が44試合、2番と3番が1試合、5番が6試合、6番が17試合、7番が61試合、8番が11試合と打順が固定されていなかった。1番に定着した今季は、打率こそ.275だが、11本塁打を記録し、パンチ力を秘めたトップバッターとして活躍する。
丸は昨季打撃不振に苦しみ、色々な打順で出場したが、今季は3番に落ち着いている。4月30日の中日戦では、2本塁打6打点の活躍を見せるなど、ここまで60打点をマーク。ポイントゲッターだけでなく、チャンスメーカーとしての役割を果たすなど、好調のチームを支えている。
セ・リーグ4位・中日のビシエドも、開幕から全試合4番で出場中だ。今季から加入したビシエドは3・4月、打率.347、9本塁打、23打点の活躍で月間MVPに輝く活躍ぶり。6月は月間打率.184と苦しみ、7月も5試合連続無安打の試合があったが、“4番”としての役割をこなしている。4年ぶりのAクラスに向けて、さらなる活躍が期待される。
昨季は全試合同じ打順で出場した選手は、1番を打った秋山翔吾(西武)だけ。この4選手は、シーズンが終わるまで同じ打順で出場することができるだろうか。
【今季成績】
内川聖一(ソフトバンク)
打順:4番
成績:92試 率.303 本13 点71
田中広輔(広島)
打順:1番
成績:96試 率.275 本11 点28
丸佳浩(広島)
打順:3番
成績:96試 率.278 本12 点60
ビシエド(中日)
打順:4番
成績:97試 率.275 本20 点62
※成績は7月29日終了時点
同じ打順で全試合先発出場しているのは、内川聖一(ソフトバンク)、田中広輔(広島)、丸佳浩(広島)、ビシエド(中日)の4人。昨季は134試合で4番を務めた内川は、今季はここまで全試合4番で出場する。昨季は08年から続いていた連続打率3割の記録が途切れるなど不本意なシーズンとなったが、今季は7月29日時点で打率は.303をマーク。打点も71打点を記録し、1位のメヒア(西武)に1打点差の2位に付けている。
25年ぶりのリーグ優勝に向けて首位を走る広島の田中と丸も、開幕から田中が1番、丸が3番で全試合出場中だ。3年目の田中はレギュラーに定着した昨季、1番が44試合、2番と3番が1試合、5番が6試合、6番が17試合、7番が61試合、8番が11試合と打順が固定されていなかった。1番に定着した今季は、打率こそ.275だが、11本塁打を記録し、パンチ力を秘めたトップバッターとして活躍する。
丸は昨季打撃不振に苦しみ、色々な打順で出場したが、今季は3番に落ち着いている。4月30日の中日戦では、2本塁打6打点の活躍を見せるなど、ここまで60打点をマーク。ポイントゲッターだけでなく、チャンスメーカーとしての役割を果たすなど、好調のチームを支えている。
セ・リーグ4位・中日のビシエドも、開幕から全試合4番で出場中だ。今季から加入したビシエドは3・4月、打率.347、9本塁打、23打点の活躍で月間MVPに輝く活躍ぶり。6月は月間打率.184と苦しみ、7月も5試合連続無安打の試合があったが、“4番”としての役割をこなしている。4年ぶりのAクラスに向けて、さらなる活躍が期待される。
昨季は全試合同じ打順で出場した選手は、1番を打った秋山翔吾(西武)だけ。この4選手は、シーズンが終わるまで同じ打順で出場することができるだろうか。
【今季成績】
内川聖一(ソフトバンク)
打順:4番
成績:92試 率.303 本13 点71
田中広輔(広島)
打順:1番
成績:96試 率.275 本11 点28
丸佳浩(広島)
打順:3番
成績:96試 率.278 本12 点60
ビシエド(中日)
打順:4番
成績:97試 率.275 本20 点62
※成績は7月29日終了時点