7日に開幕した「第98回 全国高校野球選手権大会」。大会2日目の第4試合に登場した東邦(愛知)の藤嶋健人(3年)が、中3、中本、左2、中2サイクル超えの活躍を見せた。今回、藤嶋は惜しくもサイクル安打を逃したが、過去に1949年の杉山慎二郎(平安)、75年の玉川寿(土佐)、91年の沢村通(大阪桐蔭)、98年の藤本敏也(明徳義塾)、04年の林裕也(駒大苫小牧)の5人がサイクル安打を達成している。
直近でも11年前ということを踏まえると、かなり難易度が高いといえるだろう。現時点で最後の達成者となっている林は、横浜高戦で偉業を成し遂げた。横浜の先発は、現在ロッテでエースとして活躍する涌井秀章。林は2回の打1打席、涌井のストレートをバックスクリーン右に飛び込む本塁打を放つと、続く第2打席はレフトへタイムリー二塁打。第3打席にライト線を破るタイムリー三塁打で、サイクル安打に王手をかけると、第4打席でレフト前にタイムリーを放ち、4打席でサイクル安打を達成した。勢いの止まらない林は、第5打席もレフト前ヒットと、5打数5安打の活躍だった。
ちなみに、林の6年前にサイクル安打を達成した98年の藤本(明徳義塾)も、当時エース・松坂大輔を擁し、春夏連覇を目指していた横浜戦だった。
今年の大会で98回目を迎える夏の甲子園だが、サイクル達成者はわずかに5人しかいない。6人目のサイクル安打達成者が出るのはいつになるだろうか。
【夏の甲子園サイクル安打達成者一覧】
杉山慎二郎(平安 / 49年)
玉川 寿(土佐 / 75年)
沢村 通(大阪桐蔭 / 91年)
藤本敏也(明徳義塾 / 98年)
林 裕也(駒大苫小牧 / 04年)
直近でも11年前ということを踏まえると、かなり難易度が高いといえるだろう。現時点で最後の達成者となっている林は、横浜高戦で偉業を成し遂げた。横浜の先発は、現在ロッテでエースとして活躍する涌井秀章。林は2回の打1打席、涌井のストレートをバックスクリーン右に飛び込む本塁打を放つと、続く第2打席はレフトへタイムリー二塁打。第3打席にライト線を破るタイムリー三塁打で、サイクル安打に王手をかけると、第4打席でレフト前にタイムリーを放ち、4打席でサイクル安打を達成した。勢いの止まらない林は、第5打席もレフト前ヒットと、5打数5安打の活躍だった。
ちなみに、林の6年前にサイクル安打を達成した98年の藤本(明徳義塾)も、当時エース・松坂大輔を擁し、春夏連覇を目指していた横浜戦だった。
今年の大会で98回目を迎える夏の甲子園だが、サイクル達成者はわずかに5人しかいない。6人目のサイクル安打達成者が出るのはいつになるだろうか。
【夏の甲子園サイクル安打達成者一覧】
杉山慎二郎(平安 / 49年)
玉川 寿(土佐 / 75年)
沢村 通(大阪桐蔭 / 91年)
藤本敏也(明徳義塾 / 98年)
林 裕也(駒大苫小牧 / 04年)