ニュース 2016.08.10. 19:15

花咲徳栄が2年連続の初戦突破!県勢初優勝へ好発進

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【夏の甲子園】大会4日目・第4試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
花咲徳栄 6 - 1 大曲工
<1回戦 8月10日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会4日目。第4試合で登場した花咲徳栄(埼玉)は初出場の大曲工(秋田)を6-1で下し、初戦を突破した。

 プロ注目左腕として騒がれた高橋昂也(3年)に視線が集まった中、この日はエースがピリッとしない。

 3点をリードして迎えた4回裏、相手5番の佐渡敬斗(3年)に甘く入った速球を弾き返され、レフトへのソロを被弾。ストライクを取りに行ったところで食らった一撃により、左腕はこの夏初めての失点を喫した。

 その後も毎回のように得点圏に走者を背負う展開。それでも、5回は一三塁、6回は三塁のピンチも三振で切り抜けて無失点。7回も二塁のピンチを右飛でしのぎ、8回にも二塁に走者を背負いながら三振で切り抜けた。

 苦しい中でも試合を作るエースに対し、打線は8回に西川愛也(2年)のタイムリーなどで2点を挙げると、9回にも二死走者なしからチャンスを作り、3番・岡崎大輔(3年)のタイムリーでダメ押し。力投を続ける左腕を強力に援護した。

 9回もマウンドに登った高橋は連打で一死一、二塁とピンチを招くも、最後は外の速球を打たせて内野ゴロ併殺。10安打と3つの四死球を与えながらも11個の三振を奪い、要所を締める投球で1失点完投。苦しんだものの、改めて能力の高さを見せつける結果となった。
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