ニュース 2016.08.10. 13:45

大舞台でも輝いた堅守 強力打線封じた樟南が初戦突破

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【夏の甲子園】大会4日目・第2試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
京都翔英 1 - 9 樟南
<1回戦 8月10日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会4日目。第2試合では3年ぶり出場となった樟南(鹿児島)が初出場の京都翔英(京都)を9-1で下し、2回戦進出を決めた。

 鹿児島大会の決勝では延長15回引き分け再試合を経て、甲子園行きの切符を掴んだ樟南。この日も持ち味の堅守が光った。

 先発はエースの浜屋将太(3年)。立ち上がりの初回に1点を失うも、直後に味方が3点を挙げて逆転。そこからはこれぞエースの好投を見せる。

 味方打線もなかなか追加点が取れずに苦しむ中、6回一死一、三塁のピンチも併殺で切り抜け、食らいついてくる相手を突き放した。

 すると直後の6回裏、連打でチャンスを作ると相手の失策で貴重な追加点。さらに相手の士気が下がったところを逃さず、河野勝丸(3年)と浜屋(3年)の連続タイムリーに今田塊都(3年)のタイムリーで一挙4点。7-1とリードを広げた。

 7回にも、満塁から6番の積山水音(3年)が2点タイムリーを放ってダメ押し。投げては浜屋が8回まで1失点に封じる好投を見せ、9回は畠中優大(3年)がリリーフ。9-1で快勝し、3年ぶりとなる甲子園での勝利を挙げた。


▼ 樟南・山之口和也監督
「立ち上がりは心配していたところがあった。ただ1点で済んだのは助かったのかなと」

▼ 樟南・浜屋将太
「初回は緊張して球が荒れてしまった。次は自分の投球ができるように調整したい」
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