ニュース 2016.08.13. 16:10

“わんこそば打線”がこの日も爆発!盛岡大付が2試合連続の14安打で初の「2勝」

無断転載禁止
【夏の甲子園】大会7日目・第3試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
創志学園 8 - 11 盛岡大付
<2回戦 8月13日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は大会7日目を迎え、第3試合では今大会2試合目となった盛岡大付(岩手)の打線が爆発。今大会最後・49番目の登場となった創志学園(岡山)を11-8で下し、3回戦進出を決めた。

 初戦は14安打を放ち、九州国際大付(福岡)との打ち合いを制した盛岡大付。この日も強力打線が火を噴く。

 序盤は注目右腕・高田萌生(3年)の150キロを超える速球に苦しめられたものの、4回に3番・植田拓(2年)が豪快な一発で反撃の狼煙を上げると、そこから3連続四球で満塁のチャンス。続く赤坂祥基(3年)の内野ゴロの間に1点を返し、さらに比嘉賢伸(2年)と三浦瑞樹(2年)が連続のタイムリー内野安打。一気の4得点で試合を振り出しに戻す。

 さらに5回には2本の安打と四球で満塁のチャンスを作り、5番の伊藤勇貴(3年)が2点タイムリーを放って勝ち越し。なおも一三塁から野坂省(3年)のタイムリーツーベースで2点を追加。8-4と試合をひっくり返した。

 6回に3点を返されるも、その裏には4番・塩谷洋樹(3年)に2ランが飛び出すなど3点を加えて突き放し、反撃も1点でしのいだ盛岡大付が11-8で打ち勝った。

 一度乗ると止まらない“わんこそば打線”がこの日も14安打を放ち、2試合連続の2本塁打も記録。春夏通じて12回目の甲子園にしてはじめての「2勝」を掴んだ。


▼ 盛岡大付・関口清治監督
「先制されたのは重かったが、4点取られたら5点取るぞというのがうちの持ち味。打って返すぞ、と向かっていけたのが良かった」
「(指示は)三振を恐れず、早いカウントから振っていこうと。球種は問わず、浮いた球を狙っていこうと」
ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西