カブス － パイレーツ
＜現地時間9月5日　リグリー・フィールド＞

　カブスの和田毅投手が現地時間5日、本拠地でのパイレーツ戦に先発登板したが、4回途中に左ふくらはぎの痙攣（けいれん）をおこし緊急降板。3失点（自責点2）の内容も勝敗は付かず、試合は降雨のためサスペンデッドゲームとなった。

　和田は初回、二死二塁のピンチで4番マーティンをサードゴロに打ち取るも、三塁手の悪送球で先制点を失った。3回も2つの死球などで二死満塁としたが、最後は5番マルテをピッチャーゴロに打ち取り追加点を与えなかった。

　しかし、打線が2－1と逆転した4回、一死から四球と二塁打で同点に追いつかれると、次打者への2球目を投じたあと、左ふくらはぎの異常を訴え降板。急遽マウンドに上がった2番手・ビヤヌエバも失点し、和田に3失点目が付いた。

　和田は3回1/3、72球を投げ、3被安打、2奪三振、3四死球の内容で3失点（自責点2）。5回に打線が同点に追いついたため黒星は消滅し、防御率は2.95。試合はその後、2度目の中断を経て、7回途中3－3の状況で降雨サスペンデッドゲームとなった。