打者13人の猛攻受ける
阪神の藤浪晋太郎が30日、先発登板した中日22回戦(ナゴヤドーム)で初回に大量7失点。プロ入り後最短となる1回でマウンドを降りた。
藤浪は初回、先頭の大島に内野安打、2番エルナンデスに四球を与えると、先発マスク・坂本の捕逸もあり、いきなり無死二、三塁のピンチを招いた。ここで3番森野に適時内野安打を打たれ先制されると、4番福田の三ゴロの間に2失点目。5番平田にも左前適時打を浴び3点目を失った。
さらに一死満塁から、8番杉山に3号満塁弾を浴び計7失点。その後も、2安打と四球で再び二死満塁とされたが、この回13人目となる福田を三ゴロに打ち取り、ようやく3つ目のアウトを奪った。
藤浪は2-7の2回に打順が巡ってきたが、代打・森越を送られ降板。結局、初回だけで53球を要し、一発を含む8安打2四球7失点の大炎上となった。