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オリックスと近鉄の合併承認から10年 オリックス・バファローズ初の悲願達成へ

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『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツを着用して、試合前練習を行うオリックス糸井嘉男選手 [写真提供=オリックス・バファローズ]
 ちょうど10年前の2004年9月8日。プロ野球の臨時オーナー会議が開催され、オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの球団統合が正式に承認された。

 2004年に社会的な問題となった球界再編問題。世間を大きく揺るがしたこの問題は、前述の合併承認により、さらに大きな騒動へと発展する。球団統合による近鉄の消滅、日本プロ野球初のストライキ実施、そして新球団『東北楽天ゴールデンイーグルス』の創設…。古田敦也選手会長(当時)が流した涙は、いまだに野球ファンの記憶に残り続けている。

 あれから10年、パ・リーグ各球団は親会社に依存した赤字経営からの体質改善に取り組んだ。積極的なファンサービスや、スタジアムのボールパーク化など、様々な施策を展開。その結果、再編問題で減少した観客数は回復し、さらに、新たなファンを球場に呼び込むことに成功した。2005年に1試合平均20,226人だったパ・リーグ観客数は、2013年に22,790人まで増加。最大のピンチをチャンスに変えたパ・リーグの努力は、この10年間で確実に実を結んでいる。

 当時の球界再編問題で、中心にいたのがオリックスと楽天だ。オリックスは近鉄との球団統合で『オリックス・バファローズ』に生まれ変わり、楽天は東北初のプロ野球球団『東北楽天ゴールデンイーグルス』として産声を上げた。

 その楽天は、2013年に球団創設9年目で初のリーグ優勝。球界再編により誕生した新設球団のリーグ制覇は、21世紀のパ・リーグの歩みを象徴する出来事と言えた。

 そして、もう一つの当事者球団であるオリックス。再編問題以降は2008年の2位が最高順位。9シーズンで8度のBクラスを経験するなど、1990年代後半にパの常勝チームとして君臨していたかつての面影はなくなっていた。

 しかし、球団統合から10年目の節目を迎えた今シーズンのオリックスは、首位ソフトバンクを3.5ゲーム差で追いかける2位につけている。ソフトバンクとの直接対決をまだ4試合残しており、『オリックス・バファローズ』での初優勝は十分に期待できると言えるだろう。

 昨年の楽天、そして今季のオリックス。パ・リーグが生まれ変わって10年目の節目にオリックスが優勝するシナリオは、ストーリーとして出来過ぎている感があるが、その気運は徐々に高まりつつある。

 そしてオリックスも、悲願達成に向けて、選手、スタッフ、ファンが、さらにひとつになるため『MISSION OCTOBER 2014』“10月を支配せよ!”というスローガンを掲げている。選手とファンが同じシャツを着用し、一体となって勝負の10月決戦を迎えよう、という取り組みだ。

 シーズン優勝、CS突破、そして日本一。昨年、楽天が辿った道をオリックスが歩むことが出来るのか。佳境を迎えた2014年シーズン、オリックスが主役になろうとしている。


~『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツ着用~

以下日程で選手が練習中に着用。
『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツvol.1
9月5日(金)~7日(日)北海道日本ハムファイターズ戦
『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツvol.2
9月16日(火)~18日(木)福岡ソフトバンクホークス戦
『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツvol.3
9月23日(火)~26日(金)埼玉西武ライオンズ戦

選手着用日程に併せ『MISSION OCTOBER 2014』Tシャツが数量限定で販売。
(詳細は球団HPをご確認ください。)
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