ニュース 2016.09.16. 12:10

悪夢の9回!田中将大、自己最多14勝目は幻に...

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ヤンキース・田中将大
○ レッドソックス 7x - 5 ヤンキース ●
<現地時間9月15日 フェンウェイ・パーク>

 ヤンキースの田中将大は現地時間15日(日本時間16日)、敵地でのレッドソックス戦に先発登板。メジャー30球団トップのチーム打率.286を誇る強力打線を相手に7回を4安打、1失点と好投を見せたが、チームがサヨナラ負けを喫したため自己最多14勝目は目前で消えた。

 田中は2点の援護をもらった初回、オルティスに二塁打を浴びたものの後続を斬り、無失点の立ち上がり。4-0とリードを広げた直後の3回裏には2つの四球からオルティスに犠飛を許して1点こそ失うも、それ以外はほぼ完ぺきな内容で相手打線を封じていく。

 この日は「奪三振0」が示す通り、打たせて取るテンポの良い投球が光った田中。中盤以降もスコアボードにゼロを並べ、7回まで1失点と試合を作った。

 ところがその後、試合はまさかの展開に。2番手のウォーレンがオルティスに一発を浴びると、5-2と3点リードで迎えた9回は3番手のライン。先頭を三振で斬って一死を取るも、続いて登板したパーカーが死球で走者を出し、ここから守護神のベタンセスを投入した。

 しかし、ベタンセスが続く打者に四球を与えるなど二、三塁のピンチに。ここで迎えたボガーツは投ゴロに打ち取り、挟殺プレーで二死一二塁としたものの、一難去ったかと思った矢先にオルティスにタイムリーを浴びて5-3。ここから球場は一気に押せ押せムードとなる。

 なおも二死ながら一、三塁で4番・ベッツが三遊間を破るタイムリーで5-4と迫られると、続くラミレスには3ボール1ストライクから真ん中に入った速球をセンターバックスクリーンへと弾き返され、まさかのサヨナラ被弾。勝利まであとアウト1つのところから3連打で5失点を喫し、勝利が手からこぼれた。

 田中は勝利投手の権利を持って降板も、まさかの敗戦で白星は消滅。メジャー自己最長の7連勝と自己最多14勝目はおあずけとなった。

 なお、今日の好投で防御率は2.97とし、2点台に突入。リーグトップに躍り出た。

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