1947年に沢村栄治の栄誉と功績をたたえて沢村賞が制定された。50年からセ・リーグの投手、89年からはパ・リーグにも対象が広がり、全球団から選出されることとなった。昨季は、前田健太(現ドジャース)が同賞を受賞している。
沢村賞には選考基準があり、25試合登板以上、15勝以上、防御率2.50以下、投球回数200イニング以上、150奪三振以上、10完投以上、勝率6割以上の7項目を基準として選考委員会で協議の上で決定される。
現時点でこの選考基準を多くクリアしている選手を見ると、ジョンソン(広島)が7項目中4項目(25試合以上、15勝以上、勝率6割以上、防御率2.50以下)をクリアする。
近年の沢村賞は前田を始め、田中将大(現ヤンキース)、金子千尋(オリックス)、摂津正(ソフトバンク)など日本人の先発投手が続いている。
外国人で沢村賞を受賞した投手はというと、1964年のバッキー(阪神)のみ。この年バッキーは、46試合に登板して、29勝9敗、200奪三振、防御率1.89。最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得した。また、バッキーの活躍もあり阪神は、同年のリーグ優勝を果たしている。
それ以降、オリエンタルエクスプレスの愛称で親しまれた郭泰源、95年から2年連続で最多勝に輝いた日本ハムのグロス、ヤクルトや巨人でプレーしたグライシンガーなどが、大活躍したが沢村賞受賞とはならなかった。
もし、ジョンソンが沢村賞となれば52年ぶりの快挙。現時点で3項目をクリアしている和田毅(ソフトバンク)などがライバルになる。防御率と勝率は残り試合で変動する可能性はあるが、大崩れしなければジョンソンが今年の沢村賞最有力候補といえそうだ。
【沢村賞の選考基準】
・25試合以上
・10完投以上
・15勝以上
・勝率6割以上
・200イニング以上
・150奪三振以上
・防御率2.50以下
【ジョンソンの成績】
25試合以上:25
10完投以上:3
15勝以上:15
勝率6割以上:.714
200イニング以上:173回1/3
150奪三振以上:139
防御率2.50以下:2.13
沢村賞には選考基準があり、25試合登板以上、15勝以上、防御率2.50以下、投球回数200イニング以上、150奪三振以上、10完投以上、勝率6割以上の7項目を基準として選考委員会で協議の上で決定される。
現時点でこの選考基準を多くクリアしている選手を見ると、ジョンソン(広島)が7項目中4項目(25試合以上、15勝以上、勝率6割以上、防御率2.50以下)をクリアする。
近年の沢村賞は前田を始め、田中将大(現ヤンキース)、金子千尋(オリックス)、摂津正(ソフトバンク)など日本人の先発投手が続いている。
外国人で沢村賞を受賞した投手はというと、1964年のバッキー(阪神)のみ。この年バッキーは、46試合に登板して、29勝9敗、200奪三振、防御率1.89。最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得した。また、バッキーの活躍もあり阪神は、同年のリーグ優勝を果たしている。
それ以降、オリエンタルエクスプレスの愛称で親しまれた郭泰源、95年から2年連続で最多勝に輝いた日本ハムのグロス、ヤクルトや巨人でプレーしたグライシンガーなどが、大活躍したが沢村賞受賞とはならなかった。
もし、ジョンソンが沢村賞となれば52年ぶりの快挙。現時点で3項目をクリアしている和田毅(ソフトバンク)などがライバルになる。防御率と勝率は残り試合で変動する可能性はあるが、大崩れしなければジョンソンが今年の沢村賞最有力候補といえそうだ。
【沢村賞の選考基準】
・25試合以上
・10完投以上
・15勝以上
・勝率6割以上
・200イニング以上
・150奪三振以上
・防御率2.50以下
【ジョンソンの成績】
25試合以上:25
10完投以上:3
15勝以上:15
勝率6割以上:.714
200イニング以上:173回1/3
150奪三振以上:139
防御率2.50以下:2.13