ニュース 2014.09.11. 20:12

中日・岩瀬、連続50試合登板の日本記録がついに途切れる

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2008年10月2日の横浜戦で、史上初10年連続50試合登板を達成した中日・岩瀬仁紀投手=横浜© KYODO NEWS IMAGES
 1999年のデビュー以来続いていた中日・岩瀬仁紀投手の連続50試合登板の日本記録がついに途切れた。

 岩瀬はプロ10年目の2008年に、秋山登氏が持つ新人から9年連続50試合登板を塗り替え、日本新記録を樹立。その後も記録を伸ばし、2013年終了時点で15年を超えた。今季もここまで34試合に登板している岩瀬だが、8月9日に左肘痛で登録抹消。9月11日現在、二軍での調整が続いている。50試合登板をクリアするには、あと16試合に登板する必要があるが、チームの残り試合は9月10日時点で16試合。本日11日の広島戦が成立して、今季の残り試合が15試合となったため、岩瀬の連続記録は完全に更新が不可能となった。

 岩瀬は1年目の1999年に、リーグ最多の65試合に登板。その独特なフォームと登板過多などから、当時は第一戦で長く戦うのは難しいのではという声が多かった。それでも日頃からケアを徹底したことで、大きな故障を抱えることなく、日本プロ野球新記録となる400セーブを達成。球界を代表する投手までに上り詰めた。

 しかし、毎年50試合以上登板する岩瀬も近年は衰えを隠せず、2009年からセットアッパーに定着した浅尾拓也が、場面によってはクローザーを任されることもあった。2011年リーグ優勝を決めたマウンドには守護神・岩瀬ではなく、セットアッパー・浅尾が上がり、胴上げの瞬間をブルペンで迎える悔しさも味わった。

 それでも、中日ブルペンの精神的支柱として、毎年、緊迫した場面で投げ続けた岩瀬。首脳陣も39歳の守護神を、もっとも信頼できる投手として重宝してきた。

 栄光と挫折を知るベテランが継続してきた50試合登板。いざ記録が途切れると、昨季まで当たり前のように感じていた記録の凄さを改めて認識する。果たして、記録が塗り替えられる日はやってくるのだろうか。今季で記録自体は途切れるが、後世に語り継がれる偉大な記録であることは間違いない。

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