24日に沢村賞の受賞投手が発表された。今季は沢村賞の選考基準で4項目クリアしたジョンソン(広島)が、外国人投手では64年のバッキー(阪神)以来52年ぶりに受賞を果たした。
沢村賞の歴史をたどると沢村栄治の栄誉と功績を称えて47年に制定。2リーグ制となった50年からは、セ・リーグ投手のみの選出となっていたが、89年からはパ・リーグにも対象が拡大。全球団から選出できるようになった。
2リーグ制後、球団別の沢村賞受賞回数を見てみると、巨人の16回が最も多い。次いで中日の10回、広島の9回と続いていく。パ・リーグは89年から沢村賞の対象になったこともあり、西武とソフトバンクの4回が最多。
そんな中、ロッテはこれまで1度も沢村賞を受賞した選手がいない。かつてフォークを武器に215勝を挙げた村田兆治という“大エース”が在籍していたが、68年にプロ入りし、現役引退したのが90年。村田が引退する前年に沢村賞の対象が、パ・リーグに拡大されたため受賞することができなかった。
村田が引退後は、小宮山悟、黒木知宏、清水直行、渡辺俊介、成瀬善久といった投手たちがエースとして活躍したが沢村賞の受賞には至らなかった。
現在ロッテの先発陣でいえば、涌井秀章、石川歩は来季以降、沢村賞の受賞に期待が持てる。涌井は西武時代の09年に沢村賞を獲得したことがあり、昨年15勝を挙げ最多勝に輝いた。涌井に次ぐチームの柱に成長した石川は今季防御率2.16を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得。彼らに来季以降の沢村賞受賞に期待したいところだ。
沢村賞の歴史をたどると沢村栄治の栄誉と功績を称えて47年に制定。2リーグ制となった50年からは、セ・リーグ投手のみの選出となっていたが、89年からはパ・リーグにも対象が拡大。全球団から選出できるようになった。
2リーグ制後、球団別の沢村賞受賞回数を見てみると、巨人の16回が最も多い。次いで中日の10回、広島の9回と続いていく。パ・リーグは89年から沢村賞の対象になったこともあり、西武とソフトバンクの4回が最多。
そんな中、ロッテはこれまで1度も沢村賞を受賞した選手がいない。かつてフォークを武器に215勝を挙げた村田兆治という“大エース”が在籍していたが、68年にプロ入りし、現役引退したのが90年。村田が引退する前年に沢村賞の対象が、パ・リーグに拡大されたため受賞することができなかった。
村田が引退後は、小宮山悟、黒木知宏、清水直行、渡辺俊介、成瀬善久といった投手たちがエースとして活躍したが沢村賞の受賞には至らなかった。
現在ロッテの先発陣でいえば、涌井秀章、石川歩は来季以降、沢村賞の受賞に期待が持てる。涌井は西武時代の09年に沢村賞を獲得したことがあり、昨年15勝を挙げ最多勝に輝いた。涌井に次ぐチームの柱に成長した石川は今季防御率2.16を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得。彼らに来季以降の沢村賞受賞に期待したいところだ。