西武・岸孝之が2日、海外フリーエージェント(FA)権を行使することを明らかにした。
この日、FA権を行使することを球団に伝え、書類を提出。その後の会見に臨んだ岸は「ライオンズには10年間育ててもらって、感謝しかないですし、愛着もある」とチームへの思いを口にしながらも、「この世界で10年間やってきて、来月で32歳にもなりますし、一人の野球人として他の球団がどのように評価してくれるのか聞いてみたいと思った」と、権利行使の理由を説明した。
FA権行使についてはシーズンが終わってから考え、10月24日頃に決意したという。
なお、海外への挑戦については「今のところない」とのことだが、「話があれば聞いてみたい」とコメント。「いつ大きなケガをして投げられなくなるかわからない。どんな選択をしたとしても、後悔のないようにだけはしたい」と胸の内を語った。
岸のFA権行使を受けて、鈴木葉留彦本部長は「(西武で)長らくやってきて、成績も残した岸くんなので、さみしいし、残念。来季の構想の中で一番欠かせない選手であるし、優勝するために必要な存在。戻ってきてくれることを願っている」と話した。
宮城出身の岸は名取北高から東北学院大を経て、2006年大学生・社会人ドラフト希望枠で西武に入団。2008年には12勝をマーク、日本シリーズでは最高殊勲選手(MVP)を獲得するなど、チームの日本一に貢献した。10年間のキャリアで7度の2ケタ勝利を含む、通算103勝65敗1セーブという成績を残している。
この日、FA権を行使することを球団に伝え、書類を提出。その後の会見に臨んだ岸は「ライオンズには10年間育ててもらって、感謝しかないですし、愛着もある」とチームへの思いを口にしながらも、「この世界で10年間やってきて、来月で32歳にもなりますし、一人の野球人として他の球団がどのように評価してくれるのか聞いてみたいと思った」と、権利行使の理由を説明した。
FA権行使についてはシーズンが終わってから考え、10月24日頃に決意したという。
なお、海外への挑戦については「今のところない」とのことだが、「話があれば聞いてみたい」とコメント。「いつ大きなケガをして投げられなくなるかわからない。どんな選択をしたとしても、後悔のないようにだけはしたい」と胸の内を語った。
岸のFA権行使を受けて、鈴木葉留彦本部長は「(西武で)長らくやってきて、成績も残した岸くんなので、さみしいし、残念。来季の構想の中で一番欠かせない選手であるし、優勝するために必要な存在。戻ってきてくれることを願っている」と話した。
宮城出身の岸は名取北高から東北学院大を経て、2006年大学生・社会人ドラフト希望枠で西武に入団。2008年には12勝をマーク、日本シリーズでは最高殊勲選手(MVP)を獲得するなど、チームの日本一に貢献した。10年間のキャリアで7度の2ケタ勝利を含む、通算103勝65敗1セーブという成績を残している。