ニュース

元ヤクルトの田中浩を獲得 DeNAの二塁手事情は…

無断転載禁止
DeNAに加入が決まった田中浩康(写真はヤクルト時代)
 DeNAは14日、ヤクルトを戦力外となった田中浩康の獲得を発表した。

 田中浩は、2004年自由獲得枠でヤクルトへ入団。プロ3年目の07年にレギュラーに定着すると、10年には打率.300を記録するなど、長年ヤクルトの正二塁手に君臨した。しかし、13年に開幕から打撃不振が続くと、山田哲人に出場機会を奪われるようになり、同年97試合の出場にとどまった。14年以降は山田がレギュラーに定着し、田中はベンチを温める日々が続き10月7日に戦力外となった。

 今回、田中が入団するDeNAの二塁事情を見ると、石川雄洋の73試合の先発出場が最多で、次いで宮崎敏郎の36試合、エリアンの26試合と続く。レギュラーを固定できていない状況を考えると、田中浩がスタメンで出場するチャンスは十分にある。

 また、DeNAは2番に梶谷隆幸を置くなど攻撃的な布陣で戦っていることも関係しているのか、犠打数はリーグワーストの81。田中浩は、現役通算最多の293犠打を記録し、11年には62犠打を決めた。攻撃的な野球を展開しているDeNAだが、犠打を得意にする田中浩をレギュラーで起用した場合、手堅く送りバントで走者を進めることもできるようになる。

 レギュラーを勝ち取れなかった場合でも、試合終盤の守備固めで出場することが可能だ。ヤクルト時代は二塁・山田哲人、三塁・川端慎吾、遊撃・大引啓次と内野陣はフル出場するため、守備固めで出場することはほとんどなかったが、DeNAは石川、エリアンがスタメン出場した際に途中交代することが多い。12年にゴールデングラブ賞を受賞するなど堅実な守備を売りにする田中浩が、出場することは増えそうだ。

 田中浩が新天地で再び輝くことができるか注目だ。

▼ 田中浩康
生年月日:1982年5月24日(34歳)
身長/体重:177センチ/77キロ
投打:右投右打
ポジション:内野手
経歴:尽誠学園高-早稲田大-ヤクルト(04年・自)
[今季成績] 31試 率.188(32-6) 本0 点1
[通算成績] 1195試 率.270(3621-978) 本30 点328
ツイート シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西