ニュース 2014.09.17. 14:36

イチロー先制適時打もジラルディ監督が退場、チームも敗れて重すぎる3連敗…

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現地9月16日レイズ戦で、先制適時打を放ったヤンキース・イチロー選手 [Getty Images]
○ レイズ 6-1 ヤンキース ●
<現地時間16日 トロピカーナ・フィールド>

 ヤンキースのイチロー選手が現地時間16日、敵地でのレイズ戦に「7番・右翼」で先発出場。2回に先制点となる適時打を放ったが、チームは敗れ、3連敗となった。

 2試合連続スタメン出場のイチローは2回、二死二塁の第1打席でレイズ先発オドリッジのスプリットを捕らえ、ライトへ弾き返す先制の適時打。イチローの7試合ぶりの打点でヤンキースが幸先良く先制する。しかし、その後は第2打席で空振り三振。第3打席は遊飛、第4打席は左飛に倒れ、この日は4打数1安打1打点で、打率.282とした。

 試合はヤンキース先発のピネダが味方のミスや自らの四球、ワイルドピッチなどで自滅し逆転を許すと、7回には救援陣が打ち込まれ合計6失点。1-6で敗戦を喫した。

 また8回表に、レイズ4番手のゲルツがジーターの左肘付近に死球を当て、それに対しヤンキース・ジラルディ監督がベンチを飛び出しての猛抗議。ぶつけられたジーター本人は紳士な振る舞いで一塁へと向かったが、監督は球審の制止にも怒りは収まらず、ゲルツへの暴言で退場となった。

 実は先週も行われた同カード3連戦でもジーターやマッキャン、ヘドリーが死球を受けており、ついに今日の試合でジラルディ監督の我慢が限界を超えたという格好である。その裏にはヤンキース5番手・フェルプスがレイズの8番キーマイアーの内角に投じた危険球に対して両軍ベンチから選手が飛び出し、乱闘寸前の騒ぎが起こるなど、明日の対戦に遺恨を残す後味の悪いゲームとなってしまった。

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