パは39本塁打でタイトル獲得
今季パ・リーグはレアード(日本ハム)の39本、セ・リーグが44本塁打の筒香嘉智(DeNA)が本塁打王に輝いた。また、30本塁打以上を記録した野手に目を向けると、セ・パを合わせても6人しかいない。
複数年連続で30本以上を記録している選手を見ると、山田哲人(ヤクルト)とレアード(日本ハム)の2年連続が最長だ。山田は本塁打王に輝いた15年と今季、ともにシーズン38本のアーチを描いた。
一方のレアードは来日1年目の15年は前半戦、日本の投手に苦しんだが、後半戦に調子をあげ、最終的にはリーグ3位の34本塁打をマーク。来日2年目となった今季は、リーグ最多の39本塁打を記録した。
複数年連続で30本塁打を記録している選手は以下の通り。
山田哲人
15年:38本
16年:38本
レアード
15年:34本
16年:39本
本塁打が魅力のおかわり&バレンティンは?
ちなみに、現役最多6度の本塁打王に輝く中村剛也(西武)はシーズンを通して万全の状態ではなかったこともあり、今季は21本塁打。ケガに悩まされることも多く、複数年連続で30本塁打以上記録したシーズンは2年連続(08~09年、14~15年)が最長となっている。
また、13年にシーズン新記録となる60本塁打を放ったバレンティン(ヤクルト)は今季31本塁打を放ったが、昨季は故障に苦しんだため1本塁打に終わり、来日1年目の11年から続いていた複数年連続30本の記録は4年で途切れていた。
中村とバレティンの連続30本塁打以上は以下のとおり。
【中村剛也】
08年:46本
09年:48本
14年:34本
15年:37本
【バレンティン】
11年:31本
12年:31本
13年:60本
14年:31本