キャッシュマン氏がWBCについて言及
いよいよ来年の3月に迫る野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック」(以下WBC)。ここに来て各国で大物メジャーリーガーの参戦が発表されているが、日本のエースの周囲も慌ただしくなってきた。
メジャーの本格的なストーブリーグ開幕を告げる「ウインターミーティング」が開幕。各球団の首脳陣が集うこの場で、ヤンキースのGMであるブライアン・キャッシュマン氏がWBCに関して言及したことを地元紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えている。
まず前提として、他の多くのGMと同じように大会期間中のケガについて恐れていることを明かしつつも、どのくらいが参加しそうかという問いには「非常に多いだろうね」とコメント。
「多くの選手がWBCに出場しようとしていて、私も期待はしている」とつづけたものの、やはり時期が時期だけに故障などのトラブルが気がかりな様子を見せた。
ヤンキースからはドミニカ共和国のデリン・ベタンセスが、ディフェンディングチャンピオンのリリーバーとして参戦することがすでに決定済み。そこに今回は田中将大とゲーリー・サンチェス(ドミニカ共和国)、ディディ・グレゴリウス(オランダ)、そしてルイス・セッサ(メキシコ)の名前が挙がったという。
明言は避けているものの、4人とも出場に前向きな姿勢を見せており、球団も容認する(せざるを得ない!?)方向であるとのこと。今後の展開に注目が集まるが、まずはこのままケガなく来年の春を迎えてもらいたいところだ。