ニュース 2016.12.25. 10:00

各球団の3番打者はどうだった?

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全143試合、3番で出場した広島の丸佳浩

広島・丸が全試合3番で出場


 4番打者に繋ぐ、重要なポジションの3番打者。チャンスメーカーだけでなく、時には4番打者と同じように一発で試合を決める役割を求められるポジションだ。では今季、各球団の3番打者者はどのような成績を残していたのだろうか…。

 25年ぶりにリーグ優勝した広島の丸佳浩は全143試合、3番打者で出場した。プロ9年目の今季、自己最多の20本塁打、90打点をマーク。4月29日の中日戦では、2ホーマー、6打点の活躍を見せた試合もあった。ちなみに1番の田中が142試合、2番の菊池が140試合に同じ打順で出場している。

 その他、巨人の坂本勇人が131試合、ソフトバンクの柳田悠岐が117試合、オリックスの糸井嘉男(現阪神)が110試合に3番で出場した。

 一方で、調子によって3番打者を変更した球団もあった。DeNAは梶谷隆幸がチーム最多の47試合で出場したが、次いでロペスが40試合だった。故障で出遅れた梶谷は復帰後、3番を務めた。

 梶谷は復帰当初こそ不調だったが、調子が戻ってくると、夏場に5番を打っていたロペスが下降気味に。ロペスは春先、3番を務めていたが結果を残せず、昨季まで打っていた5番に変更後、復調していた。しかし、ロペスが再び調子を落とすと、ラミレス監督はロペスを3番、梶谷を6番で起用。

 ロペスは3番に戻った最初の試合(8月25日の阪神戦)で、1本塁打を含む3安打2打点、翌26日に4安打をマークするなど活躍。梶谷が3番でチーム最多の出場者だったが、シーズン終盤はロペスが3番を任されていた。

各球団の3番打者の成績

※3番打者のみの成績
【日本ハム】
大谷翔平
52試 率.292 本10 点38

【ソフトバンク】
柳田悠岐
117試 率.307 本18 点71

【ロッテ】
角中勝也
93試 率.326 本5 点46

【西武】
浅村栄斗
47試 率.296 本8 点32

【オリックス】
糸井嘉男
110試 率.300 本11 点55

【楽天】
銀次
41試 率.235 本2 点14

【広島】
丸佳浩
143試 率.291 本20 点90

【巨人】
坂本勇人
131試 率.344 本22 点71

【DeNA】
梶谷隆幸
47試 率.275 本10 点35

【阪神】
江越大賀
34試 率.202 本2 点8

【ヤクルト】
山田哲人
97試 率.289 本26 点69

【中日】
平田良介
65試 率.241 本7 点45
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