本田圭佑、現状維持でサイン 「まっすぐが通用しなかった」
同じくルーキーの本田圭佑は現状維持の年俸700万円でサインした。
プロ入り直後から「一軍で1勝」を掲げ、2試合に登板するも、白星をつかむことができず。「まっすぐが全く通用しなかった。力の差を痛感した」と悔しい1年に終わったルーキーイヤーを振り返った。
今オフはU23代表としてW杯に出場。先発として好投し、世界一に貢献した。その後はオーストラリアのウインターリーグにも参加するなど、充実したオフを過ごしている。
また、FAで楽天に移籍した大学の先輩である岸の存在も大きい。「直接、具体的なアドバイスをもらうことはなかったが、岸さんのピッチングを見て、まっすぐ、カーブ、全てにおいてレベルが違った。それを見られたことは良かった」と話す。さらに、「『自信をもって堂々と投げろ』と声をかけてもらった。そのことを忘れずにやっていきたい」と、大先輩からの金言を胸に刻み、2年目となる来季は「開幕ローテ入り」そして「まず1勝」を目指す。
中継ぎ左腕・野田は100万円増!来季は50試合登板が目標
ABL(オーストラリア ベースボールリーグ)に参加していた西武の野田昇吾、本田圭佑、駒月仁人の3選手が26日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。
ドラフト3位で入団した野田は、100万円アップの年俸1300万円でサイン。「貴重な左の中継ぎとして期待してもらっている。その期待に応えられるように」と意気込んだ。
ルーキーイヤーの今季は22試合に登板し、4ホールドを挙げ防御率3.93。「一軍に昇格できたのが遅かった」と悔やむも、「中盤以降は、少しは貢献できたかな」と一定の手応えを示した。
来季の目標は「中継ぎとして50試合に登板する」こと。「タフな選手になれるように」と意気込んだ。
来季は捕手で再出発 駒月は20万円ダウン
駒月は20万円ダウンの510万円でサイン。6年目となる来季は、捕手として再出発する。
捕手転向に関しては、今までも何度か「やりたい」と意思を表明。今回、球団から話があり、「好きなポジションだし、外野よりも勝負できる可能性がある」と笑顔をのぞかせる。
オーストラリアでは、「外国人特有の動く球も慣れてきた。コミュニケーションというところでも成長できた」と手応えを口にした。
今季は一軍出場なし。「焦りながらもしっかりとやっていきたい」と意気込んだ。
(金額は推定)