“不名誉な噂”を吹っ飛ばせ!
広島カープ・堂林翔太の妻である元TBSアナウンサーの枡田絵理奈さんに職場復帰の噂が流れている。
2014年の12月に結婚、2015年には家庭に入るためTBSを寿退社した枡田アナウンサーだったが、昨年末の特番に生出演したことがきっかけだと言われている。
この番組が「1年後に起こっていそうなことを予想し、答え合わせをする」という内容のクイズ番組だったため、そもそも出演することは前から決まっていたという可能性もあるのだが、夫である堂林の成績不振も相まって、このような噂が浮上した。
中京大中京高3年時には、同校7回目の夏・優勝を果たした堂林。この時の大会通算打率は5割を超え、決勝でも先制の2ランを放つなど、エースピッチャーとしてだけでなく、4番打者としても活躍。投打でチームを引っ張り、優勝に貢献した。
そして2009年のドラフトで、内野手として広島から2位指名を受ける。
入団3年目には一軍で全試合出場を果たし、一気にブレイク。三振と失策の多さは課題として残ったが、その年の契約更改では年俸は倍増。背番号も当時の監督だった野村謙二郎氏が現役時代につけていた「7」に変更された。将来のカープを背負って立つ選手として大きな期待がかかっていた。
ところが、翌年8月に死球による左手骨折で離脱したのをキッカケに歯車が狂い始める。その後は2014年、2015年と出場試合数も減って行き、ここまでレギュラー獲得には至っていない。特に昨シーズンは結婚もし、気合いを入れなおして臨んだ年であったが、一軍出場はわずかに33試合。ブレイク以降の4年間で見ると最悪な内容だったと言える。
アナウンサーと結婚した野球選手は数知れず。特に後に海を渡る選手が多く、マーリンズのイチロー(弓子夫人)や、青木宣親(佐知夫人)をはじめ、ソフトバンク松坂大輔(倫世夫人)らが代表格だ。
しかし、いずれも結婚後はほぼ専業主婦に徹しており、テレビ出演することはあっても完全な形での“職場復帰”という形は少ない。共稼ぎの不要や子育てなど、各家庭様々な理由はあるものの、ことプロ野球選手となれば、専業主婦になって夫を支えるというパターンが多くなっている。
枡田アナウンサー復帰に関しては信憑性も理由も明らかではないが、夫の成績次第で取り上げられ方が変わってくることは、堂林にとっても不本意ではないだろうか。
「打率.333、20本塁打、80打点」という高い目標を掲げて挑む2016年シーズン。キャンプはケガもなく順調にこなし、オープン戦では途中出場からでも内野として出場。中日から新加入のエクトル・ルナらと熾烈な争いを繰り広げている。
夫である堂林にとって、不名誉なこの噂を打ち消すという目標が、今シーズンの奮起につながるようなことになると良いのだが…。前向きに見守りたい。