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初の同時キング誕生へ 中村貫録の一発で最終戦でメヒアに並ぶ!

 3日、コボスタ宮城での楽天-西武24回戦の7回、西武の中村剛也が代打で出場。楽天先発・菊池の初球を弾き返すと、打球は右中間スタンドに飛び込んだ。これが今シーズンの第34号、チームメイトであるメヒアに並ぶパ・リーグトップタイの本塁打となった。

 今日が西武にとって今シーズン最終戦。敗れれば、球団35年ぶりの最下位が確定してしまう。中村は右太もも裏痛により9月27日を最後にスタメンから外れ、以来途中出場もないという状態で迎えたこの試合であったが、1-4と3点ビハインドで迎えた7回無死一、三塁の場面で代打として登場すると、外寄り高めの真っ直ぐを振り抜き、1球で試合を振り出しに戻して見せた。

 これにはベンチで見ていたメヒアも笑顔がこぼれる。メヒアはスタメンで出場し、3打数1安打1打点の活躍を見せるも、本塁打はなく、途中交代。シーズン34本で打ち止めとした。

 3位につけるオリックスのペーニャは31本。残り2試合で2人を上回れなければ、2リーグ制となった1950年以降で初めてチームメイト同士が本塁打王を同時獲得するという珍しい記録が達成される。

 さらに、メヒアはシーズン途中加入の選手。初出場は通常の1カ月半遅れとなる5月15日であった。途中加入選手の本塁打王獲得というのもプロ野球史上初の快挙となる。加えて、来日1年目選手の本塁打王獲得は球団史上初。また“珍記録”ではあるが、メヒアの背番号は「99」。今まで本塁打王に輝いた選手の“最大背番号”は門田博光(南海)と中村剛也(西武)の「60」であったため、メヒアが“史上最大背番号本塁打王”ということになる。

 試合は8回に3点を勝ち越した西武が勝利し、最下位の確定を回避。シーズン最終戦を勝利で飾った。タイトルは残り試合がすべて消化される10月6日終了時に決定する。果たして、記録づくめの本塁打王誕生となるか。
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