CSファイナルステージ第1戦
● 巨人 1 - 4 阪神 ○
<10月15日 東京D>
CSファイナルステージで初となる『巨人対阪神』伝統の一戦は、CSファーストステージを勝ち上がってきた阪神の勢いが王者・巨人を飲み込んだ。
広島とのファーストステージ2試合でわずか1得点だった阪神打線は初回、鳥谷の中堅越え二塁打で1点を奪うと、続くゴメスが左翼席への2ランを放ち、初回から3点を先制する最高のスタートを切った。試合の主導権を握った阪神は、3回にもゴメスのタイムリーで4点目を叩きだす。
阪神先発の藤浪は、初回から決して順調とはいえない立ち上がり。ボール球先行で、3回までに57球を費やすなど苦しい投球が続いたが、気合の入った投球で巨人打線に得点を与えなかった。
無失点のまま6回を終えた藤浪に、この日最大のピンチが訪れる。7回、先頭の阿部にスライダーを完ぺきに捉えられ、右翼席に弾丸ライナーで突き刺さるソロHRで1点を返される。さらに、5番アンダーソン、6番村田、7番亀井の3連続安打で無死満塁の大ピンチ。一発出れば逆転の場面で、代打セペダを迎えた藤浪。この絶体絶命の場面でセペダを一塁併殺打に打ち取ると、続く代打井端も一飛に仕留め、阿部のソロ弾による1点だけでこの回を凌いだ。藤浪は昨年以来となるCSのマウンドで、7回を117球、6被安打、6奪三振、1四死球、1失点の素晴らしい内容でマウンドを降りた。
阪神は藤浪の後を受けた福原、高宮で8回を抑えると、9回はもちろん、呉昇桓。一死から6番村田に死球こそ与えたものの、後続を打ち取り試合終了。阪神は初のCSファイナルステージの舞台で記念すべき初勝利。巨人の1勝アドバンテージに追い付く価値ある勝利で、9年ぶりの日本シリーズへ素晴らしいスタートを切った。
● 巨人 1 - 4 阪神 ○
<10月15日 東京D>
CSファイナルステージで初となる『巨人対阪神』伝統の一戦は、CSファーストステージを勝ち上がってきた阪神の勢いが王者・巨人を飲み込んだ。
広島とのファーストステージ2試合でわずか1得点だった阪神打線は初回、鳥谷の中堅越え二塁打で1点を奪うと、続くゴメスが左翼席への2ランを放ち、初回から3点を先制する最高のスタートを切った。試合の主導権を握った阪神は、3回にもゴメスのタイムリーで4点目を叩きだす。
阪神先発の藤浪は、初回から決して順調とはいえない立ち上がり。ボール球先行で、3回までに57球を費やすなど苦しい投球が続いたが、気合の入った投球で巨人打線に得点を与えなかった。
無失点のまま6回を終えた藤浪に、この日最大のピンチが訪れる。7回、先頭の阿部にスライダーを完ぺきに捉えられ、右翼席に弾丸ライナーで突き刺さるソロHRで1点を返される。さらに、5番アンダーソン、6番村田、7番亀井の3連続安打で無死満塁の大ピンチ。一発出れば逆転の場面で、代打セペダを迎えた藤浪。この絶体絶命の場面でセペダを一塁併殺打に打ち取ると、続く代打井端も一飛に仕留め、阿部のソロ弾による1点だけでこの回を凌いだ。藤浪は昨年以来となるCSのマウンドで、7回を117球、6被安打、6奪三振、1四死球、1失点の素晴らしい内容でマウンドを降りた。
阪神は藤浪の後を受けた福原、高宮で8回を抑えると、9回はもちろん、呉昇桓。一死から6番村田に死球こそ与えたものの、後続を打ち取り試合終了。阪神は初のCSファイナルステージの舞台で記念すべき初勝利。巨人の1勝アドバンテージに追い付く価値ある勝利で、9年ぶりの日本シリーズへ素晴らしいスタートを切った。