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マエケンだけじゃない! 広島には菊池に丸に中田、若鯉がいる

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今季リーグ2位の打率.325を記録するなどこの1年で打撃が飛躍的に成長した広島の菊池涼介[Getty Images]
 広島の2014年シーズンは、2年連続のAクラス入りを達成。終盤失速して3位に終わったが、13年ぶりのシーズン勝ち越しを決めるなど、若いチームが躍進を見せた。その中で注目すべき点は、昨年も広島でプレーした選手の多くが成績を上げているというところだ。

 野手では菊池涼介、丸佳浩の2人が全試合出場を果たし、3割を越える打率を残した。菊池は昨季まで守備の人というイメージが強く、打撃の方では打率.247、リーグワースト2位の121三振と粗さが目立っていた。しかし、今季は20試合を越える連続安打を2度もマークするなど打撃が飛躍的に向上。打率はリーグ2位の.325を記録し、三振数も79に減少した。

 特にこの1年で成長したところは、調子の波が少なくなったこと。今季は3試合連続無安打に終わった試合が一度もなく、コンスタントに安打を重ね、リーグ2位の188本の安打を放った。また、『2014 SUZUKI 日米野球』の侍ジャパンに選出されるなど、いまや全国区の選手になりつつある。

 投手陣では6年目の中田廉がようやくそのポテンシャルを発揮。オープン戦で無失点投球を続け、開幕一軍の切符を掴むと、シーズンが開幕してからも10試合連続無失点投球を披露。ビハインドゲーム、ロングリリーフ、勝ちゲームと一定しない起用の中で、結果を残し続けた。

 シーズン終盤に疲れからか大事なところで痛打される場面が目立ったが、二軍落ちを経験することなく1年間を戦い抜いた。
 
 その他にも中崎翔太、会沢翼、鈴木誠也など昨季まで二軍を主戦場としていた選手たちが、次々と一軍の舞台で力を発揮した。資金力が少なく、大きな補強は出来ないが、逆に言えばそれだけ多くのチャンスが与えられる。菊池や中田に続く“若鯉”の躍動で、来季こそ24年ぶりのリーグ優勝を掴みたいところだ。

昨季に比べ成績が向上した選手

<野手>
菊池涼介
【昨季成績】141試合 打率.247 11本塁打57打点
【今季成績】144試合 打率.325 11本塁打58打点

丸佳浩
【昨季成績】140試合 打率.273 14本塁打58打点
【今季成績】144試合 打率.310 19本塁打67打点

エルドレッド
【昨季成績】66試合 打率.247 13本塁打32打点
【今季成績】118試合 打率.260 37本塁打104打点

<投手>
中田廉
【昨季成績】15試合 0勝0敗0S 防御率2.92
【今季成績】66試合 9勝8敗0S 防御率3.89

中崎翔太
【昨季成績】17試合 2勝7敗0S 防御率5.82
【今季成績】32試合 2勝3敗1S 防御率3.92

戸田隆矢
【昨季成績】3試合 0勝1敗0S 防御率12.46
【今季成績】30試合 4勝2敗0S 防御率3.32
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