今季、杉内俊哉(巨人)と井川慶(オリックス)の2人だけに達成可能な記録がある。それは、プロ野球史上初となる両リーグでの最多勝達成だ。
杉内はソフトバンク時代の2005年に18勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得。ソフトバンクで通算103勝した左腕は、FA宣言し2012年から巨人に加入。巨人に移籍した2012年から両リーグで最多勝獲得の可能性はあったが、2012年が12勝、2013年が11勝、2014年が10勝と2桁勝利をマークするも、最多勝争いに加われていない。全盛期に比べると、力は落ちつつあるが、それでも3年連続で2桁勝利は立派。今季こそ、最多勝のタイトルを獲得して欲しいところだ。
一方の井川は阪神時代の2003年、20勝をマークし最多勝。チームの18年ぶりリーグ優勝の立役者になった。その後、2007年に活躍の舞台をアメリカに移すも、2012年途中にオリックスへ移籍。日本球界復帰後は故障などもあり、阪神時代の力を発揮できずにいる。ただ今季、オリックスは中島裕之、ブランコなどが加入し、打線に厚みが増した。井川も厳しい競争に勝ち抜き先発ローテーションに入ることができれば、最多勝争いに加われる可能性もある。
また、杉内と井川、それにヤクルトへFA移籍した成瀬善久は、最優秀防御率を獲得すれば、こちらも両リーグ史上初の記録となる。ちなみに杉内は、2012年に史上初となる両リーグで最多奪三振のタイトルを獲得している。
杉内はソフトバンク時代の2005年に18勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得。ソフトバンクで通算103勝した左腕は、FA宣言し2012年から巨人に加入。巨人に移籍した2012年から両リーグで最多勝獲得の可能性はあったが、2012年が12勝、2013年が11勝、2014年が10勝と2桁勝利をマークするも、最多勝争いに加われていない。全盛期に比べると、力は落ちつつあるが、それでも3年連続で2桁勝利は立派。今季こそ、最多勝のタイトルを獲得して欲しいところだ。
一方の井川は阪神時代の2003年、20勝をマークし最多勝。チームの18年ぶりリーグ優勝の立役者になった。その後、2007年に活躍の舞台をアメリカに移すも、2012年途中にオリックスへ移籍。日本球界復帰後は故障などもあり、阪神時代の力を発揮できずにいる。ただ今季、オリックスは中島裕之、ブランコなどが加入し、打線に厚みが増した。井川も厳しい競争に勝ち抜き先発ローテーションに入ることができれば、最多勝争いに加われる可能性もある。
また、杉内と井川、それにヤクルトへFA移籍した成瀬善久は、最優秀防御率を獲得すれば、こちらも両リーグ史上初の記録となる。ちなみに杉内は、2012年に史上初となる両リーグで最多奪三振のタイトルを獲得している。