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松井稼頭央の参戦で激化! 若手とベテランがひしめく楽天の外野争い

 いよいよキャンプも実戦の機会が増え、更に盛り上がりを見せるチーム内でのポジション争い。ここでは、楽天の外野陣の争いに注目する。

 2年前に悲願の日本一に輝くも、田中将大とケーシー・マギーの投打の柱を欠いて迎えた昨シーズン、チームは最下位に沈んだ。巻き返しに燃えるチームは大久保博元新監督の下、大幅な改革を実行。その最たる例が松井稼頭央の外野転向だろう。

 昨年の途中からショートで若手の西田哲朗が台頭。松井自身も39歳を迎えるシーズンであり、コンディションへの不安も少なからずあったことから、プロ入り後初となる三塁や外野での出場を増やしていた。

 今年から登録も外野手として挑む新たな1年。かつてはショートで4度のゴールデングラブ賞に輝いた名手が、オフの自主トレではコンパクトに無駄を削った内野手仕様の投げ方から、大きく腕を振って投げる外野手仕様のスローイングへのモデルチェンジを重点的に取り組んだ。

 迎えた今キャンプでは主にセンターに入り、悪戦苦闘しながらも随所で光るプレーを見せる。大久保監督も、「今のところ、(センターの)大候補は稼頭央、聖沢、森山」と松井の名を最初に挙げた。

 チームは明日13日から久米島での一次キャンプを切り上げ、本島の金武町で実戦を中心に行う一軍と、久米島に残る二軍に別れることに
なっているが、松井は志願して久米島に残ることを選択している。

 「走り込みをしたり、自分のコンディションを整えられる」と松井。実戦よりもみっちり守備練習をこなしてから勝負する道を自ら選び、大久保監督も「稼頭央には、調整を任せてある。けがなく自分のペースでやってくれればいい」とベテランに信頼を寄せる。

 11日に行われた守備練習での外野陣の顔ぶれを見てみると、レフトに岡島豪郎と島内宏明、センターに聖沢諒とルーキーの福田将儀、ライトに牧田明久と中川大志という並びであった。

 松井が候補として挙げられるセンターには聖沢やルーキーで絶賛アピール中の福田が一軍で奮闘しており、大久保監督が候補で名前を挙げた森山周は二軍で調整中。争いは熾烈だ。

 さらにセンター以外でも、昨年142試合に出場した岡島豪郎がレフトに回ったことで空いたライトの争いが激化。ベテランの牧田や長打力に期待の中川、21U・侍ジャパンに選出された榎本葵と楽しみな存在が多い。

 決意のコンバートに挑んだベテランのポジションは…。楽天の外野のポジション争いから今後も目が離せない。
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