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西武の守護神といえば… 最近15年の抑え投手を振り返る

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西武時代の12年にチーム最多セーブ投手となった涌井秀章[Getty Images]
 西武の守護神といえば、昨季は序盤、十亀剣が抑えを務めていたが、シーズン途中から2年目の高橋朋己がその役割を担い、29セーブを挙げた。08年からリーグ優勝が遠ざかっている西武は、長年リリーフ投手に苦しめられている。そこで、西武の最近15年の抑え投手を振り返っていきたい。

 2000年代前半は、豊田清が守護神に君臨していた。00年まで先発をしていた豊田は、00年チーム最多セーブの森慎二の不調により、01年から抑えに転向。同年に28セーブをマークした。翌02年、03年には当時のリーグシーズン最多セーブ記録となる38セーブを挙げるなど、2年連続で最優秀救援投手に輝いた。04年と05年はセーブ数を伸ばせなかったが、最近15年ではチームナンバー1守護神と呼へるだろう。

 豊田がFAで巨人へ移籍した06年からの4年間は、小野寺力とグラマンがチーム最多セーブ投手になっている。06年チーム最多セーブの小野寺は同年7月に月間MVPを受賞するなど、29セーブをマーク。08年のリーグ優勝、日本一に貢献したグラマンは、西武の外国人投手では史上初となる30セーブ以上を記録した。

 10年以降は、毎年抑え投手が変わっている。10年のシコースキーは最多セーブ(33セーブ)タイトルを獲得したが、翌年は故障。またリリーフ陣の絶不調で、先発を務めていた牧田和久が急遽抑えに。12年は先発で不調が続いた涌井秀章が、シーズン途中から抑えに転向し30セーブを挙げた。13年は大石達也、サファテ、涌井など抑えを固定することができず、チーム最多セーブは最近15年では最少のサファテの10セーブとなった。

 今季は守護神候補として、昨季台湾プロ野球リーグのシーズン最多となる35セーブを挙げたミゲルを獲得。昨季29セーブの高橋朋とミゲルの2人で、守護神を争うことになる。

チーム最多セーブ投手

00年 森慎二 試58 5勝6敗23S 防1.83
01年 豊田清 試47 5勝3敗28S 防2.83
02年 豊田清 試57 6勝1敗38S 防0.78
03年 豊田清 試58 2勝3敗38S 防1.24
04年 豊田清 試34 5勝1敗11S 防0.98
05年 豊田清 試35 3勝1敗19S 防3.97
06年 小野寺力 試59 7勝3敗29S 防2.82
07年 グラマン 試40 4勝6敗17S 防4.08
08年 グラマン 試55 3勝3敗31S 防1.42
09年 小野寺力 試47 3勝5敗16S 防3.98
10年 シコースキー 試58 2勝5敗33S 防2.57
11年 牧田和久 試55 5勝7敗22S 防2.61
12年 涌井秀章 試55 1勝5敗30S 防3.71
13年 サファテ 試58 9勝1敗10S 防1.87
14年 高橋朋己 試63 2勝1敗29S 防2.01
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