ニュース 2015.03.09. 14:10

減少する国産のパワーヒッター 近年の『和製大砲』といえば…

無断転載禁止
ここ5年で3度の本塁打王に輝く西武の中村剛也 ©BASEBALLKING
 近年特に叫ばれている日本人の大砲不足。特にセ・リーグでは助っ人外国人選手に太刀打ちできず、当時・横浜の村田修一が2008年に獲って以来、6年間も日本人の本塁打王が出ていないという由々しき事態になっている。

 ボールの問題などもあったこの5年間、チームを長打で支えた大砲とは…。日本人打者限定の最近5年間の本塁打数を上位5人まで割り出してみた。

☆最近5年間の本塁打数 ※日本人選手に限る
1位 阿部慎之助(巨人)【142本】
2位 中村剛也(西武)【138本】
3位 中田翔(日本ハム)【106本】
4位 村田修一(巨人)【104本】
5位 和田一浩(中日)【92本】

 1位に輝いたのは阿部慎之助。昨シーズンは不振に苦しみ、本塁打は19に終わったものの、捕手という厳しいポジションでありながら07年から13年までの7年連続で20本塁打をクリアしたあたりは流石である。

 4本差で2位につけた中村剛也も、近年はケガとの戦い。13年は左膝のケガで26試合の出場に留まり、わずか4本塁打に終わったことを考えると、この数字は近年の日本人野手の中では飛び抜けたものであることがおわかりいただけるだろう。

 以下は混戦。若くして日本ハムの主砲を務め、侍ジャパンでも4番を務める中田翔は、ここ3年で79本とコンスタントに積み重ねているものの、実はまだ30本塁打の壁を超えた経験はない。今シーズン、もうひとつ殻を破ることができるだろうか。

 本塁打は野球の華――。今シーズンは新たな和製大砲の台頭に期待したい。

【近年の各球団の日本人本塁打王】
● ソフトバンク
2014年 【18本】内川聖一、松田宣浩
2013年 【20本】松田宣浩
2012年 【9本】松田宣浩
2011年 【25本】松田宣浩
2010年 【27本】多村仁志

● オリックス
2014年 【24本】T-岡田
2013年 【17本】糸井嘉男
2012年 【10本】T-岡田
2011年 【16本】T-岡田
2010年 【33本】T-岡田(☆パ本塁打王)

● 日本ハム
2014年 【27本】中田翔
2013年 【28本】中田翔
2012年 【24本】中田翔
2011年 【18本】中田翔
2010年 【16本】稲葉篤紀、小谷野栄一

● ロッテ
2014年 【10本】井口資仁、今江敏晃
2013年 【23本】井口資仁
2012年 【11本】井口資仁
2011年 【9本】井口資仁
2010年 【19本】サブロー

● 西武
2014年 【34本】中村剛也(☆パ本塁打王)
2013年 【27本】浅村栄斗
2012年 【27本】中村剛也(☆パ本塁打王)
2011年 【48本】中村剛也(☆パ本塁打王)
2010年 【25本】中村剛也

● 楽天
2014年 【8本】松井稼頭央
2013年 【11本】松井稼頭央
2012年 【9本】松井稼頭央、牧田明久
2011年 【11本】山崎武司
2010年 【28本】山崎武司

● 巨人
2014年 【21本】村田修一
2013年 【32本】阿部慎之助
2012年 【27本】阿部慎之助
2011年 【20本】阿部慎之助
2010年 【44本】阿部慎之助

● 阪神
2014年 【9本】福留孝介
2013年 【15本】新井貴浩
2012年 【11本】新井良太
2011年 【17本】新井貴浩
2010年 【28本】城島健司

● 広島
2014年 【19本】丸佳浩
2013年 【14本】丸佳浩
2012年 【14本】堂林翔太
2011年 【17本】栗原健太
2010年 【15本】栗原健太

● 中日
2014年 【16本】和田一浩
2013年 【18本】和田一浩
2012年 【11本】平田良介
2011年 【12本】和田一浩
2010年 【37本】和田一浩

● DeNA(※11年までは横浜)
2014年 【22本】筒香嘉智
2013年 【16本】梶谷隆幸
2012年 【11本】中村紀洋
2011年 【20本】村田修一
2010年 【26本】村田修一

● ヤクルト
2014年 【29本】山田哲人
2013年 【12本】畠山和洋
2012年 【13本】畠山和洋
2011年 【23本】畠山和洋
2010年 【15本】飯原誉士

【PR】読売ジャイアンツを観戦するなら「DAZN Baseball」

阿部慎之助監督のもと、新たなチーム作りを進める巨人。戸郷翔征を軸とした投手陣の整備、主砲・岡本和真のさらなる進化が覇権奪回のカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西