ニュース

“守護神・沢村”お披露目はお預け…裏なしで終わり登板流れる

無断転載禁止
13年のWBC以来、2年ぶりの代表戦出場は叶わなかった巨人・沢村拓一[Getty Images]
ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表
○ 欧州代表 6 − 2 侍ジャパン ●
<3月11日 東京ドーム>

 野球の日本代表・侍ジャパンは11日、欧州代表との強化試合第2戦を行い、2-6で敗戦を喫した。

 開幕直前という時期の問題もあり、特に投手陣ではメンバーの選考に苦労した今回の試合。1勝1敗という結果はさておき、ケガ人を出すことなく全選手を無事に帰すことができそうという点では、小久保裕紀監督はじめ首脳陣一同も胸を撫で下ろしていることだろう。

 ただし、今回招集されながら2日間で1度も出番がなかった選手が一人いる。巨人の沢村拓一だ。

 巨人を率いる原辰徳監督がかねてから温めていたリリーフ転向の構想がついに実現する今シーズン、小久保監督もキャンプを視察した際には「適性があると思っている」と所属チームよりも一足早い“守護神起用”を示唆。本人も「うれしいです。そこでしっかり結果を残せるようにしたいです」と決意を述べていた。

 ところが、勝利を収めた10日の試合で9回のマウンドに登ったのは、日米野球でも抑えを務め、記憶に新しい第3戦の“ノーヒットノーランリレー”でも最後を締めたロッテ・西野勇士だった。

 迎えた今日の試合、侍ジャパンは先発の松葉貴大が3回5失点と乱調。打線も最後まで序盤の失点を取り返すことはできず。欧州選抜の9回裏には「×」が記され、沢村の出番が回ってくることはなかった。

 東京ドームの9回のマウンドは、シーズンに持ち越し。巨人の抑えのポジションには、昨シーズン30セーブをマークしたスコット・マシソンがいるが、沢村もここまでのオープン戦3試合で許した走者は四球の1人だけと好調。2月21日のオープン戦開幕戦では1イニングをわずか9球で料理し、キャリアには刻まれないもののプロ初セーブを挙げている。

 この2日間での不完全燃焼をバネに、目前で消えた東京ドームの9回のマウンドを取り戻すことができるか―。明日から開幕へ向けて再スタートを切る巨人・沢村拓一に注目だ。
ツイート シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西