巨人は15日、ロッテとオープン戦を行い0-6で敗戦。先発した新助っ人のポレダ(前レンジャーズ)が4回に一挙3点を失い5回3失点。6回から2番手で登板した西村健太朗も3回3失点と、開幕ローテーションを狙う二人が揃って不安を残した。
巨人は前日の西武戦も1-8で完敗。開幕まで残り2週間を切ったにもかかわらず、投打ともに低調なパフォーマンスが続いている。
特に先発ローテがなかなか決まらず、前日の西武戦で5回6失点と崩れたマイコラスに続き、この日もポレダと西村がピリッとしない内容。開幕投手候補だった内海哲也が右上腕部の炎症で戦線離脱。杉内俊哉も寝違えによる調整遅れと不安材料は尽きない。
ローテ入りが有力なのは、2年連続の開幕投手が決定的な菅野智之。先発陣で最も状態の良い小山雄輝。そして10日のソフトバンク戦で5回2失点と好投した新人の高木勇人くらい。実績のある大竹寛も状態は上がってきているが、前述の両助っ人と西村も含め、まだ首脳陣の信頼を勝ち得るまでには至っていない。
不安視されている先発陣だが、決して駒不足というわけではない。14日のイースタン・リーグ開幕戦では、高卒2年目左腕の田口麗斗が8回2失点と好投。一軍での実績もある荒波翔、後藤武敏らが並ぶDeNA打線を4安打に抑え込んだ。田口は広島・新庄高時代から日本代表の常連で、身長171センチと上背こそないが“杉内二世”とも称されるエリート左腕。また、高卒4年目の今村信貴も、3月3日の教育リーグ・楽天戦で5回無失点。11日の同日本ハム戦でも2回無失点と地道に結果を残している。
14日の西武戦で6失点だったマイコラスは試合後「失投を打たれた。反省を次に活かした」と話したが、果たして“次”があるのか。そのチャンスを、活きの良い若手に与えた方がチームにとっても良い刺激になると思うのだが…。
巨人は前日の西武戦も1-8で完敗。開幕まで残り2週間を切ったにもかかわらず、投打ともに低調なパフォーマンスが続いている。
特に先発ローテがなかなか決まらず、前日の西武戦で5回6失点と崩れたマイコラスに続き、この日もポレダと西村がピリッとしない内容。開幕投手候補だった内海哲也が右上腕部の炎症で戦線離脱。杉内俊哉も寝違えによる調整遅れと不安材料は尽きない。
ローテ入りが有力なのは、2年連続の開幕投手が決定的な菅野智之。先発陣で最も状態の良い小山雄輝。そして10日のソフトバンク戦で5回2失点と好投した新人の高木勇人くらい。実績のある大竹寛も状態は上がってきているが、前述の両助っ人と西村も含め、まだ首脳陣の信頼を勝ち得るまでには至っていない。
不安視されている先発陣だが、決して駒不足というわけではない。14日のイースタン・リーグ開幕戦では、高卒2年目左腕の田口麗斗が8回2失点と好投。一軍での実績もある荒波翔、後藤武敏らが並ぶDeNA打線を4安打に抑え込んだ。田口は広島・新庄高時代から日本代表の常連で、身長171センチと上背こそないが“杉内二世”とも称されるエリート左腕。また、高卒4年目の今村信貴も、3月3日の教育リーグ・楽天戦で5回無失点。11日の同日本ハム戦でも2回無失点と地道に結果を残している。
14日の西武戦で6失点だったマイコラスは試合後「失投を打たれた。反省を次に活かした」と話したが、果たして“次”があるのか。そのチャンスを、活きの良い若手に与えた方がチームにとっても良い刺激になると思うのだが…。