ニュース 2015.03.28. 11:51

県岐阜商・高橋が3安打完封 「やはりいい投手でした」敵将もお手上げ

【第87回選抜高校野球大会・8日目】
○ 県岐阜商 3 - 0 近江 ●
<3月28日 2回戦>

 プロ注目右腕・高橋純平投手(3年)を要する県岐阜商が、エースの3安打10奪三振の好投もありベスト8進出。次戦では一昨年の王者・浦和学院(埼玉)と対戦することが決まった。

 県岐阜商は初回、3番竹腰、4番山田も連続タイムリーで2点を先制。3回にも一死一、二塁から5番加藤のレフト前へのタイムリーで3点目を奪い、序盤で早くもクリーンアップの三人が揃って打点をマークした。

 援護をもらった高橋は、2回以降はストレート主体の組み立てに変更。そこから10三振を奪い、11奪三振を奪った初戦の松商学園(長野)戦に続き、2試合連続の2ケタ奪三振を記録した。それでも超高校級右腕は「ストレートが高めに浮いてしまうところがあるので、次までに修正したい。目標は100球以内。次の試合では達成したい」と課題を口にした。

 近江(滋賀)打線も高橋のストレートに食らいついたが、痛烈な当たりが野手の正面を突くなど終盤の好機であと1本が出ず。完封負けを喫した近江の多賀監督は「対策はしていたきけど、やはり高橋君はいい投手でした。甲子園では、やはり打てないと勝てませんね」と相手エースを称えた。
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