○ ジャイアンツ 3x － 2 マーリンズ ●
＜現地時間5月10日　AT＆Tパーク＞

　ジャイアンツの青木宣親は現地時間10日、本拠地でのマーリンズ戦に「1番・左翼」で先発出場。4打数2安打で、9回にはサヨナラ勝ちを呼びこむ同点の押し出し四球を選び、打点も1つ挙げた。

　青木は第1打席こそ一ゴロに倒れるも、2打席目でセカンドへの内野安打を放ち、連続安打を3試合に伸ばす。

　さらに6回の第3打席でもレフトへの安打を放って出塁すると、直後に今シーズン9個目の盗塁に成功。味方の内野ゴロの間に三塁へと進み、ブランドン・ベルトの適時打で同点のホームを踏んだ。

　8回の第4打席では三ゴロに倒れたが、1－2と1点ビハインドで迎えた9回、二死満塁の場面で5打席目が回った青木。

　マーリンズのスティーブ・シシェクに3球で追い込まれたが、そこから外のボールを3球続けて見切って押し出し四球勝ち取り、土壇場で同点に追いつく。

　その後、続く二死満塁のチャンスでマット・ダフィーがレフト前へと弾き返し、ジャイアンツが9回二死からの2得点で劇的サヨナラ勝利を飾った。

　青木は4打数2安打1打点で盗塁が1つ。連続試合安打を3試合に伸ばし、8試合ぶりの複数安打で打率を.282に上げた。