「3連戦・1カード」を中心に進行していくプロ野球のペナントレース。初戦を取ればそのカードで負け越す可能性が大幅に減り、少なくとも3連敗は免れることができるため、カードの頭というのは各球団エース級の投手が登板してくるケースが多い。
シーズン143試合のうちの1試合といえど、チームに与える影響の大きい重要な一戦。ここをしっかり押さえているチームは、勢いに乗ってそのまま勝ち星を積み重ねているのか――。各球団の“カード初戦”の戦績を、各リーグの順位ごとに以下にまとめてみた。
○○●●○●●○△●○○○○△○(9勝5敗2分=率.643)
主な先発:十亀剣、牧田和久
2位 ソフトバンク
●○○△○○○○△●○○○●△●(9勝4敗3分=率.692)
主な先発:大隣憲司、中田賢一
3位 日本ハム
○●○○●●●●○○○●○●○●(8勝8敗=率.500)
主な先発:メンドーサ、吉川光夫
4位 楽天
●●●△○○○●○○●○●○○○(9勝6敗1分=率.600)
主な先発:塩見貴洋、レイ
5位 ロッテ
○○○●●○●●●○●●●○●●(6勝10敗=率.375)
主な先発:石川歩、涌井秀章
6位 オリックス
●●●○●●○○●●●●●●●○(4勝12敗=率.250)
主な先発:西勇輝、東明大貴
●○●○●●●●○○●○○○○●(8勝8敗=率.500)
主な先発:井納翔一、久保康友
2位 巨人
○●●○●○○○●○○●●○○○(10勝6敗=率.625)
主な先発:杉内俊哉、ポレダ
3位 中日
●○○○○○●○●●○○○●●○(10勝6敗=率.625)
主な先発:大野雄大、山井大介
4位 ヤクルト
○○○●○○○●○●○●●●●(8勝7敗=率.533)
主な先発:成瀬善久、小川泰弘
5位 阪神
○●○●●●●○●○●●●○○●(6勝10敗=率.375)
主な先発:岩田稔、藤浪晋太郎
5位 広島
●●●●○●○●○●●○○●●●(5勝11敗=率.313)
主な先発:前田健太、黒田博樹
以上が現在のセ・パ両リーグの順位表と、12球団の“カード初戦”の成績になる。
見てみると、最も好成績を残しているのがソフトバンクで、勝率は.692を誇る。エースの摂津と、昨シーズン見事な復活を遂げた大隣憲司という左右の両輪の活躍が目立っている。
上位チームは最低でも勝率5割以上をマークしており、逆に下位に沈むオリックスや広島は、主戦投手が先発するカード初戦を取れずに連敗が長期化してしまうなど、苦戦を強いられている。
また、特徴的なのが両リーグ共に4位のチームの勝率が高いという点。楽天とヤクルトは“2枚看板”は揃っているだけに、ローテーションの4番手、5番手を埋める投手の台頭があれば、上位を伺う可能性は十分にあると言えそうだ。
来週からは「3連戦×6カード」に生まれ変わった交流戦も始まるプロ野球の2015年シーズン。各球団残り約100試合、いい流れで戦い抜くためのポイントになる“カード頭”の戦い方に注目だ。
シーズン143試合のうちの1試合といえど、チームに与える影響の大きい重要な一戦。ここをしっかり押さえているチームは、勢いに乗ってそのまま勝ち星を積み重ねているのか――。各球団の“カード初戦”の戦績を、各リーグの順位ごとに以下にまとめてみた。
パ・リーグ
1位 西武2位 ソフトバンク
●○○△○○○○△●○○○●△●(9勝4敗3分=率.692)
主な先発:大隣憲司、中田賢一
3位 日本ハム
○●○○●●●●○○○●○●○●(8勝8敗=率.500)
主な先発:メンドーサ、吉川光夫
4位 楽天
●●●△○○○●○○●○●○○○(9勝6敗1分=率.600)
主な先発:塩見貴洋、レイ
5位 ロッテ
○○○●●○●●●○●●●○●●(6勝10敗=率.375)
主な先発:石川歩、涌井秀章
6位 オリックス
●●●○●●○○●●●●●●●○(4勝12敗=率.250)
主な先発:西勇輝、東明大貴
セ・リーグ
1位 DeNA●○●○●●●●○○●○○○○●(8勝8敗=率.500)
主な先発:井納翔一、久保康友
2位 巨人
○●●○●○○○●○○●●○○○(10勝6敗=率.625)
主な先発:杉内俊哉、ポレダ
3位 中日
●○○○○○●○●●○○○●●○(10勝6敗=率.625)
主な先発:大野雄大、山井大介
4位 ヤクルト
○○○●○○○●○●○●●●●(8勝7敗=率.533)
主な先発:成瀬善久、小川泰弘
5位 阪神
○●○●●●●○●○●●●○○●(6勝10敗=率.375)
主な先発:岩田稔、藤浪晋太郎
5位 広島
●●●●○●○●○●●○○●●●(5勝11敗=率.313)
主な先発:前田健太、黒田博樹
以上が現在のセ・パ両リーグの順位表と、12球団の“カード初戦”の成績になる。
見てみると、最も好成績を残しているのがソフトバンクで、勝率は.692を誇る。エースの摂津と、昨シーズン見事な復活を遂げた大隣憲司という左右の両輪の活躍が目立っている。
上位チームは最低でも勝率5割以上をマークしており、逆に下位に沈むオリックスや広島は、主戦投手が先発するカード初戦を取れずに連敗が長期化してしまうなど、苦戦を強いられている。
また、特徴的なのが両リーグ共に4位のチームの勝率が高いという点。楽天とヤクルトは“2枚看板”は揃っているだけに、ローテーションの4番手、5番手を埋める投手の台頭があれば、上位を伺う可能性は十分にあると言えそうだ。
来週からは「3連戦×6カード」に生まれ変わった交流戦も始まるプロ野球の2015年シーズン。各球団残り約100試合、いい流れで戦い抜くためのポイントになる“カード頭”の戦い方に注目だ。