ニュース 2015.05.30. 10:50

大物助っ人だけじゃない 目立つ苦労した外国人の活躍

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セットアッパーに定着したソフトバンクのバリオス©BASEBALLKING
 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの新潟からヤクルトに途中加入したデニングが、29日のソフトバンク戦で入団後初となる2ランを放った。年俸360万円の格安助っ人のデニングは、打率こそ.200だが、4試合に出場して5打点をマーク。今季は、苦労人の外国人たちが目立っている。

 バリオス(ソフトバンク)は、昨季11月にソフトバンクを自由契約になったが、今年の1月に再び育成選手として契約を結ぶことを発表。キャンプ、オープン戦で結果を残し、通算3度目の支配下登録選手になった。バリオスは開幕を一軍で迎え、故障で開幕に間に合わなかった五十嵐亮太に代わりセットアッパーを任される。

 3月28日のロッテ戦で、2点リードの8回から登板すると、1イニングを無失点に抑え来日初ホールドをマーク。この試合からバリオスはホールドを積み重ね、5月8日の楽天戦でパ・リーグ新記録となる13試合連続ホールドを記録。さらに記録を伸ばし続け、5月20日のオリックス戦で17試合連続ホールドとなり、藤川球児の持つプロ野球記録に並んだ。

 22日の日本ハム戦で中田翔に本塁打を浴び、プロ野球新記録とはならなかった。ただ、開幕前にここまでの活躍を誰が予想したか。セットアッパーの五十嵐の故障で巡ってきたチャンスをモノにしたことは、大きな自信になったはず。シーズンは長いが、1年間リリーフで躍動することを期待したいところだ。

 野手ではカラバイヨ(オリックス)が当てはまる。BCリーグの群馬時代三冠王を獲得したこともあるカラバイヨは、キャンプ初日の2月1日からテスト生としてオリックスの練習に参加。そして、2月16日に契約を結んだ。その時点では、野手だとブランコ、ヘルマン、投手ではバリントン、ディクソン、マエストリと実績のある選手たちがいたこともあり、彼らにアクシデントがない限りほとんど出番がないかと思われた。

 だが、シーズンが開幕するとブランコ、ヘルマンが故障で離脱。野手では3番手だったカラバイヨに早くもチャンスを巡ってくる。初出場となった4月9日のロッテ戦で『3番・指名打者』で先発出場すると、1本塁打3打点の活躍。その後も結果を残し続け、最近では4番で出場するなど、開幕前には想定していなかった以上の働きを見せている。

●主な苦労人外国人の今季成績
バリオス(ソフトバンク)
今季成績:19試 0勝0敗17H 防2.08

カラバイヨ(オリックス)
今季成績:39試 率.302 本10 点29
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