1、2番がチャンスを作り、3、4、5番のクリーンナップが走者を還す。クリーンナップが機能すると、得点力が上がりチームの勝利も近づいていく。
12球団最多の284得点を挙げているソフトバンクの中軸は、12球団で最も破壊力を誇っているといってもいいだろう。3番を打つ柳田悠岐はリーグ1位の打率.376、13本塁打40打点を記録。得点圏打率もリーグ2位の.418と勝負強さを発揮している。
今季から4番を任されている内川聖一は、5月前半に打撃の調子を落としたが、そこは7年連続3割を記録する打者。5月23日の日本ハム戦から27日の中日戦にかけてマルチ安打を記録。打点も、14日の広島戦で2点タイムリーを放つなどここまで39打点を挙げている。
5番の李大浩は25打席連続無安打など、春先に極度打撃不振に陥っていたが、5月は打率.439、8本塁打24打点で月間MVPを獲得。得点圏打率は.258と低いが、45打点はチーム1位、16本塁打はチーム2位の成績。5番を打っているが、昨季まで4番を任されていたこともあり、抜群の存在感を見せている。
一方で、クリーンナップがあまり機能していない球団もある。巨人はリーグワースト2位の210得点。セ・リーグの打点ランキングを見てみると、各球団のクリーンナップが上位に顔を出す中、巨人の選手は4番を打つ坂本の30打点(リーグ10位)が最高だ。
5番のアンダーソンは17打点、3番の亀井善行は14打点となっている。1、2番の出塁が少ないことも関係してくるのだろうが、それでも3人の得点圏打率を見てみると坂本が.298、亀井が.250、アンダーソンが.233と物足りない。リーグ首位にいるが、中軸の3人に打点が増えるような打線になれば、他球団にとっても驚異になるだろう。
その他のチームを見てみると、西武やDeNAはクリーンナップが固定されていて、ソフトバンクに匹敵するほどの破壊力を誇り、楽天、オリックス、阪神などは中軸が固定されず苦しんでいる印象だ。
12球団最多の284得点を挙げているソフトバンクの中軸は、12球団で最も破壊力を誇っているといってもいいだろう。3番を打つ柳田悠岐はリーグ1位の打率.376、13本塁打40打点を記録。得点圏打率もリーグ2位の.418と勝負強さを発揮している。
今季から4番を任されている内川聖一は、5月前半に打撃の調子を落としたが、そこは7年連続3割を記録する打者。5月23日の日本ハム戦から27日の中日戦にかけてマルチ安打を記録。打点も、14日の広島戦で2点タイムリーを放つなどここまで39打点を挙げている。
5番の李大浩は25打席連続無安打など、春先に極度打撃不振に陥っていたが、5月は打率.439、8本塁打24打点で月間MVPを獲得。得点圏打率は.258と低いが、45打点はチーム1位、16本塁打はチーム2位の成績。5番を打っているが、昨季まで4番を任されていたこともあり、抜群の存在感を見せている。
一方で、クリーンナップがあまり機能していない球団もある。巨人はリーグワースト2位の210得点。セ・リーグの打点ランキングを見てみると、各球団のクリーンナップが上位に顔を出す中、巨人の選手は4番を打つ坂本の30打点(リーグ10位)が最高だ。
5番のアンダーソンは17打点、3番の亀井善行は14打点となっている。1、2番の出塁が少ないことも関係してくるのだろうが、それでも3人の得点圏打率を見てみると坂本が.298、亀井が.250、アンダーソンが.233と物足りない。リーグ首位にいるが、中軸の3人に打点が増えるような打線になれば、他球団にとっても驚異になるだろう。
その他のチームを見てみると、西武やDeNAはクリーンナップが固定されていて、ソフトバンクに匹敵するほどの破壊力を誇り、楽天、オリックス、阪神などは中軸が固定されず苦しんでいる印象だ。