79年生まれの五十嵐亮太(ソフトバンク)、阿部慎之助(巨人)、91年生まれの大瀬良大地(広島)、筒香嘉智(DeNA)などが今年のプロ野球界で、“年男”と呼ばれる未年生まれの選手たちだ。12年に一度の特別な年を“飛躍の年”としたいが、実際のところここまでの活躍ぶりはどうなのだろうか。
飛躍の年にできていると言えそうなのは、筒香嘉智(DeNA)と中島卓也(日本ハム)が代表的か。筒香は今季からチームキャプテンを任され責任感が増したこともあり、開幕から好調を維持。一時は打率、本塁打、打点の三部門で三冠になるなど、昨季を上回る成績を残しそうだ。
中島卓は、遊撃のレギュラーとして開幕から全試合に出場している。自慢の俊足で、リーグ最多の14盗塁をマーク。打撃面でも、春先は9番を打っていたが、最近は2番を任されるなど、打率.280を記録している。
一方で苦しんでいる選手もいる。阿部は捕手から一塁へコンバートとなったが、チーム事情の関係で、シーズンが開幕してから捕手に最転向。キャンプ中に本格的な捕手練習をしていないせいか、体が悲鳴を上げ、左太ももの肉離れや昨季も悩まされた首痛が悪化。故障で離脱することが多く、思ったような成績を残せていない。
その他、平野恵一(オリックス)、大瀬良大地(広島)、今宮健太(ソフトバンク)、堂林翔太(広島)などもここまで、満足のいくようなシーズンを送れていない印象だ。
多くのチームが60試合以上を消化し、間もなくシーズンの折り返しを迎える。ここまで結果を残している選手も、今ひとつの選手もシーズンを終えたときに“飛躍の年”と言えるような成績を残して欲しいところだ。
【12球団・未年生まれの選手たち】
● ソフトバンク
五十嵐亮太(1979.5.28)
帆足和幸(1979.7.15)
河野大樹(1991.3.29)
今宮健太(1991.7.15)
川原弘之(1991.8.23)
加治屋蓮(1991.11.25)
石川柊太(1991.12.27)
● オリックス
平野恵一(1979.4.7)
井川慶(1979.7.13)
佐藤峻一(1991.1.8)
山田修義(1991.9.19)
● 日本ハム
飯山裕志(1979.7.13)
中島卓也(1991.1.11)
杉谷拳士(1991.2.4)
金平将至(1991.3.24)
高梨裕稔(1991.6.5)
岡大海(1991.7.15)
中村勝(1991.12.11)
白村明弘(1991.12.11)
● ロッテ
川満寛弥(1991.3.4)
西野勇士(1991.3.6)
加藤翔平(1991.3.28)
吉田裕太(1991.7.21)
大嶺翔太(1991.9.17)
三木亮(1991.10.25)
● 西武
中崎雄太(1991.3.11)
石川貢(1991.6.16)
菊池雄星(1991.6.17)
福倉健太郎(1991.8.3)
山川穂高(1991.11.23)
● 楽天
横山貴明(1991.4.10)
西宮悠介(1991.5.1)
西田哲朗(1991.9.4)
小関翔太(1991.9.6)
● 巨人
阿部慎之助(1979.3.20)
笠原将生(1991.1.9)
河野元貴(1991.6.14)
鬼屋敷正人(1991.6.19)
長江翔太(1991.10.8)
青山誠(1991.11.1)
● 阪神
能見篤史(1979.5.28)
秋山拓巳(1991.4.26)
梅野隆太郎(1991.6.17)
岩崎優(1991.6.19)
陽川尚将(1991.7.17)
岩貞祐太(1991.9.5)
● 広島
久本祐一(1979.3.14)
廣瀬純(1979.3.29)
石原慶幸(1979.9.7)
一岡竜司(1991.1.11)
森下宗(1991.2.23)
飯田哲矢(1991.3.28)
今村猛(1991.4.17)
中村亘佑(1991.4.2)
大瀬良大地(1991.6.17)
庄司隼人(1991.6.21)
堂林翔太(1991.8.17)
九里亜蓮(1991.9.1)
● 中日
伊藤準規(1991.1.7)
福谷浩司(1991.1.9)
杉山翔大(1991.2.10)
友永翔太(1991.4.1)
桂依央利(1991.7.9)
小川龍也(1991.9.3)
岡田俊哉(1991.12.5)
● DeNA
倉本寿彦(1991.1.7)
飛雄馬(1991.3.17)
嶺井博希(1991.6.4)
山下峻(1991.8.19)
国吉佑樹(1991.9.24)
筒香嘉智(1991.11.26)
● ヤクルト
谷内亮太(1991.2.3)
西浦直亨(1991.4.11)
岩橋慶侍(1991.4.23)
平井諒(1991.4.23)
飛躍の年にできていると言えそうなのは、筒香嘉智(DeNA)と中島卓也(日本ハム)が代表的か。筒香は今季からチームキャプテンを任され責任感が増したこともあり、開幕から好調を維持。一時は打率、本塁打、打点の三部門で三冠になるなど、昨季を上回る成績を残しそうだ。
中島卓は、遊撃のレギュラーとして開幕から全試合に出場している。自慢の俊足で、リーグ最多の14盗塁をマーク。打撃面でも、春先は9番を打っていたが、最近は2番を任されるなど、打率.280を記録している。
一方で苦しんでいる選手もいる。阿部は捕手から一塁へコンバートとなったが、チーム事情の関係で、シーズンが開幕してから捕手に最転向。キャンプ中に本格的な捕手練習をしていないせいか、体が悲鳴を上げ、左太ももの肉離れや昨季も悩まされた首痛が悪化。故障で離脱することが多く、思ったような成績を残せていない。
その他、平野恵一(オリックス)、大瀬良大地(広島)、今宮健太(ソフトバンク)、堂林翔太(広島)などもここまで、満足のいくようなシーズンを送れていない印象だ。
多くのチームが60試合以上を消化し、間もなくシーズンの折り返しを迎える。ここまで結果を残している選手も、今ひとつの選手もシーズンを終えたときに“飛躍の年”と言えるような成績を残して欲しいところだ。
【12球団・未年生まれの選手たち】
● ソフトバンク
五十嵐亮太(1979.5.28)
帆足和幸(1979.7.15)
河野大樹(1991.3.29)
今宮健太(1991.7.15)
川原弘之(1991.8.23)
加治屋蓮(1991.11.25)
石川柊太(1991.12.27)
● オリックス
平野恵一(1979.4.7)
井川慶(1979.7.13)
佐藤峻一(1991.1.8)
山田修義(1991.9.19)
● 日本ハム
飯山裕志(1979.7.13)
中島卓也(1991.1.11)
杉谷拳士(1991.2.4)
金平将至(1991.3.24)
高梨裕稔(1991.6.5)
岡大海(1991.7.15)
中村勝(1991.12.11)
白村明弘(1991.12.11)
● ロッテ
川満寛弥(1991.3.4)
西野勇士(1991.3.6)
加藤翔平(1991.3.28)
吉田裕太(1991.7.21)
大嶺翔太(1991.9.17)
三木亮(1991.10.25)
● 西武
中崎雄太(1991.3.11)
石川貢(1991.6.16)
菊池雄星(1991.6.17)
福倉健太郎(1991.8.3)
山川穂高(1991.11.23)
● 楽天
横山貴明(1991.4.10)
西宮悠介(1991.5.1)
西田哲朗(1991.9.4)
小関翔太(1991.9.6)
● 巨人
阿部慎之助(1979.3.20)
笠原将生(1991.1.9)
河野元貴(1991.6.14)
鬼屋敷正人(1991.6.19)
長江翔太(1991.10.8)
青山誠(1991.11.1)
● 阪神
能見篤史(1979.5.28)
秋山拓巳(1991.4.26)
梅野隆太郎(1991.6.17)
岩崎優(1991.6.19)
陽川尚将(1991.7.17)
岩貞祐太(1991.9.5)
● 広島
久本祐一(1979.3.14)
廣瀬純(1979.3.29)
石原慶幸(1979.9.7)
一岡竜司(1991.1.11)
森下宗(1991.2.23)
飯田哲矢(1991.3.28)
今村猛(1991.4.17)
中村亘佑(1991.4.2)
大瀬良大地(1991.6.17)
庄司隼人(1991.6.21)
堂林翔太(1991.8.17)
九里亜蓮(1991.9.1)
● 中日
伊藤準規(1991.1.7)
福谷浩司(1991.1.9)
杉山翔大(1991.2.10)
友永翔太(1991.4.1)
桂依央利(1991.7.9)
小川龍也(1991.9.3)
岡田俊哉(1991.12.5)
● DeNA
倉本寿彦(1991.1.7)
飛雄馬(1991.3.17)
嶺井博希(1991.6.4)
山下峻(1991.8.19)
国吉佑樹(1991.9.24)
筒香嘉智(1991.11.26)
● ヤクルト
谷内亮太(1991.2.3)
西浦直亨(1991.4.11)
岩橋慶侍(1991.4.23)
平井諒(1991.4.23)