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酸いも甘いも知る…球界を支える“O-35”の選手たち

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8年ぶりに古巣復帰し活躍する広島の新井貴浩 ©BASEBALLKING
 大谷翔平(日本ハム)、森友哉(西武)、藤浪晋太郎(阪神)など若手の活躍が目立っているが、35歳を超えるベテランの選手たちもまだまだ負けていない。

 野手では、38歳の新井貴浩(広島)の活躍が光る。阪神を自由契約となり、8年ぶりに古巣広島に復帰した新井。入団当初は、昨季本塁打王に輝いたエルドレッドの控えという位置だった。だが、エルドレッドが練習試合で故障。開幕してからも新外国人のグスマンが故障離脱し、新井に先発出場のチャンスが巡ってきた。新井は5月5日の巨人戦で4打点の活躍を見せるなど、今では4番を任されるほどの信頼を得ている。

 投手陣では、セットアッパーの2人がチームの勝利に貢献している。五十嵐亮太(ソフトバンク)は故障で出遅れたものの、4月17日に一軍昇格。昇格当初は、開幕前に支配下登録となったバリオスが8回を任されていたため、勝ちパターンの7回で登板していた。しかし、バリオスが調子を落とし始めた6月頃から再び8回を投げている。

 昨季、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した福原忍(阪神)も、五十嵐と同じように故障で開幕に出遅れた。だが開幕してすぐに昇格したため、福原のポジションを奪うような若手はあらわれず、今季も引き続き8回を任されている。

 ベテランとなるとレギュラーだけでなく、切り札として存在感を発揮している選手もいる。37歳の鈴木尚広(巨人)は代走のスペシャリストとして、試合終盤に出場し、その足で試合を決めることもある。41歳の小笠原道大(中日)は代打の切り札として、今季は4月5日広島戦でサヨナラ安打を放った。

 若手のような勢いはないが、味のあるプレーでチームを支えるベテラン選手たち。今後も、ベテランから目が離せない。
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