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編集部が選ぶ プロ野球・12球団の前半戦“逆MVP”

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サンチェスは”大物助っ人”として期待されたが…[BASEBALLKING]
 今からおよそ4カ月前、3月27日にセ・パ一斉に幕を開けたプロ野球も、7月15日で前半戦が終了した。

 昨日は前半戦のチームを支えた“前半戦MVP”を勝手に選出していったが、ここではチームの足を引っ張ってしまった“逆MVP”男を勝手に選出。各球団1名ずつ、12人をピックアップした。

● ソフトバンク
摂津正 / 投手
・推定年俸:4億円
[成績] 12試 4勝5敗 防4.10
→ ここ4年連続で2ケタ勝利を記録している鷹のエースだが、リーグ首位を走る好調なチームで取り残される形となってしまった。開幕投手を任されながら、6月12日の登板を最後に二軍落ち。再調整での降格は、プロ入り7年目で初の屈辱であった。ファームでは7月10日の試合で6回を2失点。後半戦での復活を期す。

● 日本ハム
陽岱鋼 / 外野手
・推定年俸:1億8000万円
[成績] 25試 率.192 本1 点10
→ 昨年は打率.293、本塁打25、打点85と三部門すべてにおいてキャリアハイの成績を残し、チームの顔にまで成長した男であったが、今年は4月に太ももの故障で離脱すると、5月にはヘッドスライディングの事故で左手首を骨折ととにかくケガに苦しんだ。後半戦の勝負所までに昨年の感覚を取り戻すことができるかどうかで、チームの命運も左右される。

● 西武
岸孝之 / 投手
・推定年俸:2億2500万円
[成績] 6試 1勝2敗 防4.15
→ 開幕直前に左わき腹を痛めて出遅れると、6月4日の復帰戦以降も6試合でわずか1勝とらしくない姿が続く。無援護に泣いた試合もあるとはいえ、防御率4.15では言い訳もできない。エースの復調が、西武浮上のカギを握る。

● ロッテ
デスパイネ / 外野手
・推定年俸:2億5000万円
[成績] 44試 率.263 本11 点31
→ チームに足りない長打力を埋めるピースとして大きな期待がかかったシーズンも、オフの期間で参加していたキューバ母国リーグで所属チームがプレーオフまで勝ち進んだため、来日が2週間ほど遅れる。さらに5月には靭帯の損傷で登録を抹消となり、そこから復帰したかと思えばキューバ代表戦に参加するため7月8日に再離脱。44試合で11本の本塁打を放っているとはいえ、物足りなさは否めない。

● 楽天
サンチェス / 内野手
・推定年俸:2億5000万円
[成績] 44試 率.203 本5 点15
→ “マギーの再来”に期待して大物獲りへ挑むも、前半戦を見る限りでは「失敗」の烙印を押されても仕方ない結果に終わった。それでも、5月21日までの32試合で打率.181(94-17)と低迷したものの、再昇格した6月30日以降の12試合では打率.250(44-11)と徐々に状態を上げている。後半戦で本領発揮と行くか、注目だ。

● オリックス
糸井嘉男 / 外野手
・推定年俸:3億5000万円
[成績] 72試 率.229 本7 点31
→ 昨年の首位打者であり、チームの主将がまさかの大不振。試合には出続けるも成績は上がる気配を見せず、ついには不安を抱えていた右ヒジと右足首が限界を迎えて二軍落ちという結末で前半戦を終えてしまった。それでもオールスターには強行出場し、後半戦開幕と同時に一軍復帰という見方もあるが、果たして本当に大丈夫なのかという不安は拭えない。

● DeNA
岡島秀樹 / 投手
・推定年俸:6000万円
[成績] 2試 0勝1敗 防21.60
→ 中継ぎ強化の目玉として経験豊富な左腕には大きな期待がかかっていたが、調整に失敗して開幕二軍スタートが決定。6月9日に移籍後初登板でホールドを記録したものの、2度目の登板では0回2/3を投げて4失点と炎上した。先頭を切りながら3連続四球で塁を埋め、三振で二死目を奪いながら直後の打者に逆転満塁弾を浴びるという内容も最悪で、翌日には即刻二軍降格。抑えが早々にハマっただけに、つなぎ役を期待されたベテランの乱調は痛かった。

● 巨人
村田修一 / 内野手
・推定年俸:3億円
[成績] 60試 率.233 本5 点13
→ 昨年はチームと同様打撃で苦しみ、5年ぶりに20本塁打を割ったというシーズンを送った村田だが、今年はその不振にさらに拍車がかかった。打撃の不振は安定していた守備にも悪影響を及ぼし、失策数は早くも昨年一年間での数に1差に迫る8つ。5月20日には肉離れで抹消し、復帰後もベンチを温める日が珍しくないという状態にまで落ち込んだ。

● 阪神
マートン / 外野手
・推定年俸:4億5000万円
[成績] 81試 率.276 本4 点30
→ 来日以来チームを引っ張っていた優良助っ人が序盤でまさかの大不振。一時は2割3分台の打率に低迷し、初本塁打が出たのはなんと6月20日のことだった。しかし、6月は月間.328の打率をマークし、7月もここまで.320と好調を維持。後半戦は、前半の遅れを取り戻すような大活躍に期待がかかる。

● ヤクルト
バレンティン / 外野手
・推定年俸:3億円
[成績] 1試 率.000 本0 点0
→ アキレス腱の手術明けのシーズンとなった今年は、開幕から出遅れ。約1カ月遅れで開幕を迎えるも、その試合で肉離れを起こして負傷交代。復帰1日目で再びの長期離脱となった。復帰は8月頃を予定しており、「一番苦しい時期に帰ってきてくれる」という期待もあるが、如何せん欠場期間が長過ぎる。

● 広島
一岡竜司 / 投手
・推定年俸:2400万円
[成績] 15試 0勝4敗 防7.07
→ 昨年のセンセーショナルな活躍から今年は中継ぎの柱として期待を受けるも、まさかの大不振。プロ初黒星を含む15試合で4敗と苦しみ、二軍再調整となった。ブルペン陣一岡を筆頭に不振者や離脱者が相次ぎ、先発の大瀬良大地を後ろへ回すなど、前半戦の苦戦の一因となってしまった。

● 中日
山井大介 / 投手
・推定年俸:1億2000万円
[成績] 16試 3勝8敗 防3.69
→ 昨年のセ投手二冠で、年俸も大台に乗せた頼れるベテランが、前半戦でまさか3勝止まり。5つも負け越しを作り、大野雄大に頼らざるを得ないという状況を作ってしまった。幸いなことにセは大混戦で、最下位とは言いつつも首位とは4ゲーム差。まだまだチャンスはあるだけに、山井の復調が待たれる。
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