楽天は25日のオリックス戦に敗れ、最下位に転落した。7月終了時点で楽天は、39勝49敗3分で5位。最下位のオリックスとのゲーム差はわずかに1だった。8月に入ってからも両チームともあまり調子が上がってこず、楽天は最下位転落の危機を回避していた。しかし、昨日の直接対決で敗れた楽天は、今季初めて最下位となった。楽天は8月、月間リーグワーストの6勝13敗とまさに、“魔の8月”となっている。
セ・リーグでも前半戦首位で折り返したDeNA。後半戦に入ってから勢いがなくなり、8月は8勝13敗。最下位の中日は3カード連続で勝ち越すなど、8月は12勝9敗。気が付けばDeNAは、今日の中日戦に敗れると、最下位転落となる。
このように近年、勝負の8月に失速したチームが多い。2014年の中日は7月終了時4位だったが、46勝44敗3分と貯金を2つ抱えていた。しかし8月に突入すると、主力の和田一浩、岩瀬仁紀が故障で戦線離脱。主力を2人欠いたチームはリーグタイ記録の月間20敗を記録し、CS争いから脱落した。
中畑清監督2年目のシーズンとなった2013年のDeNAは、Aクラス争いに早い時期に脱落するケースが多かったが、この年は借金を9つ抱えながらも7月終了時に3位をキープ。球団初のCS進出も見えてきたが、8月は8勝16敗と大きく負け越し、5位に転落。9、10月は15勝13敗と勝ち越すも、CS進出とはならなかった。
今季はDeNAと楽天の2チームが“魔の8月”となっている。この2チームは流れを変えて、上位進出することができるだろうか。
横浜 9勝17敗0分 勝率.346
2011年
ヤクルト 7勝15敗3分 勝率.318
横浜 5勝16敗2分 勝率.238
2012年
阪神 9勝15敗3分 勝率.375
オリックス 7勝15敗3分 勝率.318
2013年
DeNA 8勝16敗0分 勝率.333
オリックス 8勝16敗1分 勝率.333
2014年
中日 7勝20敗0分 勝率.259
2015年
DeNA 8勝13敗0分 勝率.381
楽天 6勝13敗0分 勝率.316
※成績は8月25日時点
セ・リーグでも前半戦首位で折り返したDeNA。後半戦に入ってから勢いがなくなり、8月は8勝13敗。最下位の中日は3カード連続で勝ち越すなど、8月は12勝9敗。気が付けばDeNAは、今日の中日戦に敗れると、最下位転落となる。
このように近年、勝負の8月に失速したチームが多い。2014年の中日は7月終了時4位だったが、46勝44敗3分と貯金を2つ抱えていた。しかし8月に突入すると、主力の和田一浩、岩瀬仁紀が故障で戦線離脱。主力を2人欠いたチームはリーグタイ記録の月間20敗を記録し、CS争いから脱落した。
中畑清監督2年目のシーズンとなった2013年のDeNAは、Aクラス争いに早い時期に脱落するケースが多かったが、この年は借金を9つ抱えながらも7月終了時に3位をキープ。球団初のCS進出も見えてきたが、8月は8勝16敗と大きく負け越し、5位に転落。9、10月は15勝13敗と勝ち越すも、CS進出とはならなかった。
今季はDeNAと楽天の2チームが“魔の8月”となっている。この2チームは流れを変えて、上位進出することができるだろうか。
魔の8月となったチーム
2010年横浜 9勝17敗0分 勝率.346
2011年
ヤクルト 7勝15敗3分 勝率.318
横浜 5勝16敗2分 勝率.238
2012年
阪神 9勝15敗3分 勝率.375
オリックス 7勝15敗3分 勝率.318
2013年
DeNA 8勝16敗0分 勝率.333
オリックス 8勝16敗1分 勝率.333
2014年
中日 7勝20敗0分 勝率.259
2015年
DeNA 8勝13敗0分 勝率.381
楽天 6勝13敗0分 勝率.316
※成績は8月25日時点